2022.10.31

CARS

電動4WDで新たな道を切り開く ジープ・アヴェンジャーに4WDのコンセプト・カーが登場

ジープ初の電気自動車EVであるアヴェンジャーの4WD仕様を予告するコンセプト・カー、「アヴェンジャー4×4コンセプト」がパリ・モーターショーに出展された。

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市販モデルは2WDでスタート

欧州で急成長を続けるBセグメント・サイズの小型SUVとして開発されたジープ・アヴェンジャー。このコンセプト・カーとともにパリ・モーターショーで発表された市販モデルは前輪駆動モデルのみのラインナップでスタートした。



やっぱりジープなら4WDが欲しい

しかし、クロカンの雄たるジープのバッジを付けるだけに、コンパクト・モデルでも4WDへの潜在的なニーズがあることは想像に難くない。しかも、200mmというセグメント最高レベルの最低地上高や、悪路走行に適した対地障害角というオフローダーとして十分な性能を持つとなれば、なおさらだ。

今回はメカニズムの詳細こそ明らかにされていないが、アヴェンジャー4x4コンセプトはアヴェンジャーをベースに電動4駆駆動システムを持つ商品化前提のモデルであることは間違いない。



オフローダーらしい精悍なエクステリア

エクステリアは牽引フックや専用形状のプロテクターと補助灯を埋め込んだクラッディングなどで、アグレッシブなイメージをアップ。拡幅されたトレッドとより太めのアグレッシブなタイヤをカバーするべくフェンダーをワイド化。ボンネットにはバルジの一部にエア・アウトレットが備わる。

ルーフ上には軽量な積載装置のコンセプトも提示されている。荷物をベルトで固定することでキャリアなどを設置することなくルーフの上に積むことができる。ルーフ・パネルには耐スクラッチ加工が施されている。また、フロント・グリルのスクラッチ防止加工やボンネットの反射光を抑えるステッカーも、オフロードでの安心感を高めるオプションの提案だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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