2022.11.02

CARS

もう内燃エンジンの軽自動車には戻れないかも!? サクラのデキは衝撃的! アリアとサクラ、日産の2台のEVに乗って語る座談会!【後篇】

日産サクラGと同アリアB6に試乗。

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日本人として誇らしい

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渡辺 あとは航続距離の問題かな。今回サクラで最高気温34度の中、空調を25度、風量は1に設定して頑張ってみたけど……。

上田 ……実質150kmくらいです。

渡辺 通勤と、帰りにスーパーに立ち寄るのはまかなえるくらい。

上田 セカンドカーなら十分でしょう。で、基本は家で充電する。

島下 いまや急速充電器を使用するプランはかなり割高ですしね。でも、そうやって割り切れた商品が出たと言いうことは、日本のEV市場が成熟したともいえる。今までは電池をたくさん載せるのが正義かのような風潮だったけど、小さく軽く、航続距離は短いけど。その分安いですよ、家で充電をどうぞ、と言えるようになった。リーフが出た時とは違う。日産はずっとEVに注力してきたけど、なかなか普及しなかった。だからここまで熟成されたアリアや軽自動車とは思えないサクラに乗ると、日本人としては、なんだかある種の誇らしさを感じますよね。



渡辺 いままで抱えてきたバッテリー・ジレンマの結晶だよね。

島下 リーフがあるから今がある。一度花火を打ち上げたのに、上手くいかなかった悔しさというか、いわば日産の汗と涙の結晶。

村上 でも、そんな汗臭さを微塵も感じさせないデザインも凄いよ。とにもかくにも、この2台は本当に百聞は一見にしかず。ぜひ乗ってみた方がいいです。i3が出た時と同じとさっき言ったけど、ぜんぜん質は違うけど、ポルシェ・タイカンが出た時と衝撃の度合いとしては同じくらいかもしれない、と僕は思うよ。

話す人=島下泰久+渡辺敏史+村上 政(本誌)+上田純一郎(本誌、まとめも) 写真=望月浩彦

■日産アリアB6
駆動方式 前1モーターフロント輪駆動  
全長×全幅×全高 4595×1850×1665mm  
ホイールベース 2775mm  
トレッド(前/後) 1585/1590mm  
車両重量(前軸重量:後軸重量) 1960kg(1050kg:910kg)  
最高出力 218ps/5950-13000rpm  
最大トルク 300Nm/0-4392rpm  
バッテリー形式 リチウムイオン電池  
バッテリー容量 66kWh  
航続距離(WLTCモード) 470km  
サスペンション(前) マクファーソンストラット+コイル  
サスペンション(後) マルチリンク+コイル  
ブレーキ(前/後) 通気冷却式ディスク/通気冷却式ディスク  
タイヤ(前後) 235/55R19  
車両本体価格(税込) 539万円  

■日産サクラG
駆動方式 前1モーターフロント輪駆動  
全長×全幅×全高 3395×1475×1655mm  
ホイールベース 2495mm  
トレッド(前/後) 1300/1295mm  
車両重量(前軸重量:後軸重量) 1090kg(590kg:500kg)  
最高出力 305ps/2800-8600rpm  
最大トルク 605Nm/0-4000rpm  
バッテリー形式 リチウムイオン電池  
バッテリー容量 20kWh  
航続距離(WLTCモード) 180km  
サスペンション(前) マクファーソンストラット+コイル  
サスペンション(後) トルクアーム式3リンク+コイル  
ブレーキ(前/後) 通気冷却式ディスク/ドラム  
タイヤ(前後) 165/55R15  
車両本体価格(税込) 294万300円  

(ENGINE2022年11月号)

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