2023.01.05

WATCHES

世界最高精度!「シチズン」の「甲冑」に驚嘆する理由とは?【いま、日本の時計が面白い!!】

ザ・シチズン メカニカルモデル 限定モデル

全ての画像を見る
世界最高峰の精度を実現し、耐傷性に優れた素材を開発するとともに、デザイン面でも意欲的な取り組みをする日本の時計。待望のトゥールビヨンも続々登場し、話題作は”発表即完売”も続出! 世界の時計ファンが大注目する、その魅力を徹底紹介する!

ブラックダイアルは「甲冑」をイメージ

1960年代にスイスの時計メーカーと天文台コンクールで機械式ムーブメントの高精度を競い、1970年代や80年代は精度において機械式をはるかにしのぐクオーツムーブメントで全世界を席巻した日本。そうした精度を徹底して追求する伝統は、現在の国産時計にしっかり受け継がれている。精密加工技術の進化による厳格なパーツ製造や細心の組み立ても”ジャパンクオリティ”を支えている。

ザ・シチズン メカニカルモデル 限定モデル
シチズンと傘下のスイス、ラ・ジュー・ペレ社双方のノウハウを生かし、高精度と審美性を併せ持つ自動巻きムーブメントのキャリバー0200は、クロノメーター規格を超える平均日差-3秒~+5秒を実現。ケース、ブラックセラミックのベゼル、槌目のような凹凸感をもったブラックダイアルは日本の甲冑のイメージ。世界限定90本。ステンレススティール、ケース直径40mm、5気圧防水。価格未定。



キャリバー0200は、毎時2万8800振動で約60時間のパワーリザーブが備わり、精度の安定と精密な微調整とが可能なフリースプラングテンプ(下)を採用。22Kゴールド製ローター(上)は限定モデルのみの特別仕様。

クオーツは年差±1秒を実現

ザ・シチズン
キャリバー0100 高精度年差±1秒 エコ・ドライブ
キャリバー0100は、シチズン伝統の光発電システムのエコ・ドライブで駆動し、自律型のアナログ腕時計で年差±1秒という世界最高精度を実現。最新作は、光を透過し、美しい色や風合いが特徴の和紙ダイアルに初めて藍染和紙を採用。クオーツ。スーパーチタニウム、ケース直径37.5mm。特定店限定モデル。価格未定。


秒針が1秒ごとに正確に止まっては進み、
ダイアルの目盛りと完璧に一致するように、キャリバー0100は、心臓部の水晶振動子から歯車の加工まで、従来とは次元の異なる技術を駆使。

文=菅原 茂

(ENGINE2022年11月号)
※価格は雑誌掲載時のものです。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement