2022.12.12

CARS

5ドアなのに2シーター!? GRカローラは速さを極めるため奇策を投入

フォルクスワーゲン・ゴルフR、メルセデスAMG・A45、アウディRS3などがライバルとなるCセグメント・サイズのスーパー・ホットハッチとしてデビューしたGRカローラ。駆動方式は異なるがシビック・タイプRの対抗馬として気になる人は多いだろう。そんなGRカローラの魅力をパワートレインやシャシーなど項目別に解説。第1弾は奇抜なアイデアを盛り込んだインテリアだ。

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70台のモリゾウエディションに導入

インテリア最大の特徴は70台限定のモリゾウエディションに設定された2シーター・レイアウトだ。「ルノー・メガーヌR.S.」のニュルブルクリンク・タイムアタック専用モデルと言ってもいい「トロフィーR」にも用いられた秘策だ。



30kgの軽量化に寄与

5ドアなのに後席を取り払ったのは軽量化のため。後席用のトリムを簡略化するなどそのほかの軽量化と併せて標準仕様に対して30kgの車両重量低減を実現している。後席を排除したスペースには、オプションのフレックスベルトを用いてタイヤ4本を立てて固定することが可能。自走でサーキット走行会に参加する際などに専用タイヤを持っていく人には最適の仕様となっている。標準仕様は5人乗りで、5ドアボディと相まってベース車同様の実用性も確保。

標準仕様のGRカローラ、限定車のGRカローラ・モリゾウエディションともにインテリアは全体的に抑えた色調で統一されている。視界に入る金属調のトリムなどはダークカラーで仕上げられているが、これは視覚的に注意力を分散させる要素を極力排除し、運転に集中できる環境を整えるのが狙いだ。



走りに必要な情報を表示

メーターパネルはフルTFT液晶式でプロドライバーの意見を取り入れ、レースカーを参考にしたGRモデル専用品。エンジン回転数や車速、トランスミッションのギア・ポジションといったスポーツ走行時に重要な情報を視認しやすい中央の上寄りに配置している。

エンジン回転計の表示は円形タイプとバー・タイプから選択可能。さらに、ナビ地図や走行支援機能といった日常使いで使用頻度が高いもののほか、ブースト計や4WD作動状態、水温、油温、油圧、Gモニターといった車両関連のものまでさまざまな表示項目を用意している。プリセットされたパターンだけでなく、必要なメニューを組み合わせて設定する機能も備えている。

センターコンソールに本革巻ノブのシフト・レバーやサイドブレーキ・レバー、4WDモードと走行モードのスイッチなどを集約し、スポーツ走行時のスムーズな操作に配慮した専用設計となる。ステアリング・ホイールも本革巻でリムは直径365mm。3つのペダルは、操作性を追求した形状のアルミ踏面を採用する。



車体の帯電量を低減するシート

フロント・シートは「GRヤリス」の最上位グレードである「RZハイパフォーマンス」のものと同様の形状で高いホールド性を期待させる。さらに、除電機能付き表皮を追加することで車体の帯電量低減にも貢献するという。

モリゾウエディションのフロント・シートは専用のセミバケットタイプを装備。ステアリング・ホイールやレバー関係、コンソールの表皮はウルトラスエード、パワーウインドウ・スイッチのベースはカーボンとなり、内装トリムには鋳物ブラック塗装が施される。



申し込み期間限定の抽選販売

購入の申し込みは、GRカローラはトヨタ公式ウェブサイトの専用ページで12月19日の午前8時59分まで受け付け、当選者へは2023年1月13日に連絡。納車は来春以降に順次行われる予定だ。なお、今後は生産状況に応じて、追加販売を検討するという。

また、GRカローラ・モリゾウエディションはGRガレージ(中古車専門店の袋井店を除く)店頭でのみ12月18日まで受け付けが行われ、応募者多数の場合は抽選となる。当選者へは来年1月6日に連絡され、納車は来春以降、順次行われる予定だ。

価格はGRカローラが525万円、GRカローラ・モリゾウエディションが715万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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