2023.01.15

CARS

1.8リッターは275万円~、2.0は320万円~ 新型プリウスが販売を開始

2022年11月にワールドプレミアされた新型トヨタ・プリウスの日本での販売が開始された。まずは、2タイプの外部充電できない通常のハイブリッド・モデルが投入される。

ワンモーション・デザインをクーペ風に進化

新しいプリウスは第2世代型となった「TNGA」プラットフォームをベースとし、スタイリングは2代目から継承しているワンモーション・デザインをさらに進化させたクーペ風のモノフォルム・シルエットを採用。ボディ・サイズは全長4600×全幅1780×全高1420〜1430mmで、先代より長く広いが車高は低くなっている。ホイールベースは50mm長い2750mmとなった。



2.0リッターは従来比1.6倍の高出力

ハイブリッド・システムは2タイプ。2.0リッター仕様のシステム総合出力は前輪駆動(FF)車が196ps、リアにモーターを追加した4WD車が199psと、従来比で1.6倍以上の出力向上を実現。FF車のWLTCモード燃費は28.6km/リッター。1.8リッターの先代に肉薄する性能も有する。

1.8リッター仕様は、FF、4WDとも140ps。電動モジュールを第5世代となる最新版へと全面刷新したことにより、WLTCモード燃費はFF車で32.6km/リッター、4WD車で30.7km/リッターの低燃費を達成した。



主力は2.0リッター

安全装備も拡充が図られた。あおり運転対策となる後方車両接近告知、録画機能・通報提案機能を含む周辺車両接近時サポートや、停車時に後突された場合の被害を軽減するセカンダリー・コリジョン・ブレーキをトヨタ・ブランドとして初めて採用。2.0リッター・モデルには標準装備、1.8リッター・モデルにはオプションで設定した。

グレードは、2.0リッター・モデルがベーシックな「G」と上位の「Z」、1.8リッター・モデルにはビジネスユースを想定した「Xと」、新設定されたサブスクリプション・サービスのKINTOアンリミテッドでのみ提供される「U」を用意。ボディ・カラーは、Zがイエローとグレーの新色を含む6色、Gが4色、Uが5色の展開で、Xはホワイトとシルバーの2色のみとなる。

価格はXが275万円、Gが320万円、Xが370万円、リースのみのUの参考価格は299万円。4WDはいずれも22万円高となる。なお、2.0リッターPHEVのプラグイン・ハイブリッド(PHEV)は3月ごろの発売が予定されている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement