2023.02.28

CARS

全338車種の頂点! 第3位はシボレー・コルベット、第2位はマツダ・ロードスター! 第1位は?【初公開!クルマ好きが選ぶ究極のコスパ車ベスト100:10位~1位篇】

雑誌『エンジン』の大人気名物企画、「エンジン・ホット100ニューカー・ランキングス」。現在購入可能な国内外の新車の中から、42人の自動車ジャーナリストと5人の編集部員のそれぞれが「今だからこそ買いたい」と考える20台を選び、20(1位)〜1(20位)のポイントをつけて投票するというもの。2022年度版は全338車種がエントリーし、熱々の100台を選んだ。

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果たして2022年に話題になったあのクルマは、いったい何位なのか? ここではENGINEWEBで未公開だった100位までのランキングを大公開。338台の頂点に立ったのはどのクルマなのか? ついにベスト10の発表です!
※購入可能な車両及びその本体価格は、2022年7月現在のものです。

第10位 ルノー・メガーヌR.S. 
(本体価格=494万円~ 1.8リッター直4ターボ/FF/6段MT、6段AT)
年々性能が上がって凄いことになっているが、300馬力のFFモデルとして頂点に君臨し続けているのは立派。まるでカウンターを当てたようなアングルの、攻めの4WSのコーナリングは一度味わうと病みつきになる。(塩澤則浩さん)
4WS 制御の投入で、速さのみならずオーバーステアを操る楽しさまで備えた世界最高のFFターボ。もうこんなホットハッチは、きっと出てこない。(山田弘樹さん)
第10位 ルノー・メガーヌR.S.

第9位 ポルシェ911GT3
(車両価格=2296万円~ 4リッター・フラット6/RWD/6段MT~)
心技体すべてが高レベルで揃ったスポーツカー以上、レーシングカー未満の911。もしくは公道用カップカー。もしかしたらこれがピュア内燃機最後のGT3になるかもしれないと思うと、是が非でも乗らねばならぬという使命感すら感じる。(藤原よしおさん)
911であって、911じゃない。伝統の自然吸気エンジンの音、吹け上がりの気持ちよさ、圧倒的なボディ剛性感とRRであることを忘れてしまうほどの安定感。やっぱりGT3は特別で格別。公道でうんぬんのレベルではないので、いざサーキットへ。(藤野太一さん)
第9位 ポルシェ911GT3

第8位 トヨタGRヤリス
(車両価格=265万円(FF)~456万円(4WD) 1.5リッター直3、1.6リッター直3ターボ/FWD、4WD/6段MT、CVT)
かつて「面白い日本車」の代名詞だったラリー・エボ4WDに再び乗れる……というだけで中高年マニアは涙。乗り心地よく、踏めば踏むほど曲がる。(佐野弘宗さん)
これほどホットなコンパクトハッチは世界中を探しても他にない。最近追加されたGRMNのパフォーマンスに至っては「驚異的」と評したい。(岡崎五朗さん)
第8位 トヨタGRヤリス

第7位 ポルシェ911カレラ&カレラ4 
(本体価格=1503万円~ 3リッター・フラット6ターボ/RR/7段MT、8段自動MT)
カチリとしたボディ、よく磨き込まれ現代流にアレンジされたフラット6、伝統のポルシェ流のコックピット。ハンドルを握ればすぐにポルシェの世界に入り込める。バリエーションも多く、自分のライフスタイルにあった911を選べる。(日下部保雄さん)
中学生の時から「60歳になったらポルシェに乗る!」と、憧れ続けたクルマ。ボディサイズは大型化されたとはいえ、インテリアも水平基調でスッキリと私好みなので、買うならコレ! と、心に決めました。何が何でも手に入れるため頑張ります!(竹岡圭さん)
第7位 ポルシェ911カレラ&カレラ4 

第6位 BMWアルピナD3S/B3(リムジン、ツーリング)
(車両価格=1151万円~ 3.0リッター直6ターボ、3.0リッター直6ディーゼル・ターボ/4WD/8段AT)
BMWをベースに、アルピナの考える理想の走りを与えたB3リムジン。公道走行を基本とし、理想のFun to Driveを求めてサスペンションをチューン。速さもさることながら体の奥までしみいるような心地よい乗り味が魅力です。(齋藤聡さん)
とろっとろの乗り味と精緻な回転フィールはまさにアルピナ・マジック。ブッフローエ開発・生産分はぜひとも手に入れておきたい。(桐畑恒治さん)
第6位 BMWアルピナD3S/B3 

第5位 フィアット500e
(車両価格=450万円~ 交流同期電動機/FWD/1段AT)
デュアロジックの制御は操作でカバーするとして、登場以来不変のツインエアのあの“音・振”と決別できるなら……の思いがあった。もちろん電気モーターのなめらかさは別世界だが、走らせて饒舌なフィーリングはEVであってもチンクだ。(島崎七生人さん)
数ある電気自動車の中で異色の存在がFIAT 500e。紛れもなく500のデザインを踏襲し、デジタル化や運転支援機能を充実させて96%のパーツを新設計。充電インフラのハードルを乗り越えてでも電気自動車を欲しいと思わせるあたりが凄い。(藤島知子さん)
第5位 フィアット500e 

第4位 ポルシェ718ケイマンGTS4.0&GT4 
(車両価格=1152万円~ 4リッター・フラット6/MR/6段MT)
ポルシェなら911と行きたいトコロながら、純粋な楽しさやハンドリング、性能などを考えケイマンのGTSをすすめておく。4リッター水平対向6気筒エンジンは今や希少! 400馬力/293km /hというパフォーマンスも文句無し!(国沢光宏さん)
ブランドの魂たる911シリーズを可能な限り長く“エンジン車”として存続させるべく、次期718シリーズのピュアEV化は不可避である模様。珠玉の最新フラット6自然吸気エンジンをポルシェのミドシップ車で味わっておきたい!(河村康彦さん)
第4位 ポルシェ718ケイマンGTS4.0&GT4

第3位 シボレー・コルベット(コンバーチブル含む)
(車両価格=1400万円~ 6.2リッターV8/MR/8段自動MT)
世の中はまだまだ魅力的なエンジン車に溢れているという好例。この大激変期に6.2リッター V8 OHVエンジンのミドシップ化をはじめ大変貌&進化を遂げ、昨年、いや近年で最もドライブ・フィールの美しさが想像と大きく異なったモデルNo1。(飯田裕子さん)
これまたブランド(コルベットの場合モデル単体だが)の新旧ブリッジ・ミド。完成度から察するにまだ見ぬZ06があれば文句なしに1位だったかも。スタンダードモデルでも街乗りから長距離ドライブ、サーキットまでハイレベルでこなす。(西川淳さん)
第3位 シボレー・コルベット(コンバーチブル含む) 

第2位 マツダ・ロードスター
(車両価格=262万3500円~ 1.5リッター直4、2リッター直4/FR/6段MT、6段AT)
いま世界で最もエンスージアスティックな、後輪駆動の2座オープン・スポーツカー。それが990Sでしょう。135psの1.5リッター直4を6MTでぶん回し、990kgの屋根なしボディを引っ張り上げれば135psもなくてよし!と、きっと思うに違いない。(今尾直樹さん)
先般登場した990Sの走りに、心底やられてしまいました。スポーツカーは足がソフトでロールが深いからこそ、運転は正確かつ繊細でなくてはならない! ロードスター990Sで、もう一度運転の練習をしたい! と真剣に思いました。(清水草一さん)
第2位 マツダ・ロードスター 

第1位 アルピーヌA110 
(車両価格=811万円~ 1.8リッター直4ターボ/MR/7段自動MT)
A110はマイカーでもあるので贔屓しないように心がけたが、それでもやっぱり1位。クローズドコースで絶対的な性能を試してもトップレベルであるうえに、ストリートでの楽しさが際立つデイリースポーツカーの理想的な姿なのだ。(石井昌道さん)
小型軽量なスポーツカー。「意のままに操れるクルマ」という意味において、これに優る存在はありません。アルピーヌA110はその代表格。しかも、ミッドシップスポーツカーとしては異例に乗り心地が快適。いつまでも乗っていたい1台です。(大谷達也さん)
第1位 アルピーヌA110

(ENGINE2022年9・10月号)

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