2023.03.31

CARS

「7000回転まで一気に回しきる炸裂感が魅力的!」 ロータス最後のエンジン・モデル! これがエミーラに試乗したモータージャーナリストの生の声だ!!

ロータス最後のエンジン・モデル、エミーラに試乗!

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2023年の注目の輸入車38台を一同に集めたエンジン大試乗会に参加したモータージャーナリスト40人が注目するクルマ! 405psのV6スーパーチャージャーを6段MTで操る楽しさと言ったらない! 最後のエンジン・モデル、ロータス・エミーラに乗って塩見智さん、山田弘樹さんの2人が思わず叫んだ!

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GT色強し!


ロータス自らが「最後のガソリン・モデル」と謳うエミーラは、先代の「エヴォーラ」と比べても、さらにGT色が強くなった。その最たる要因はサイズアップから来る重量増だが、その分乗り味に高級感は増したし、車内もほどよくルーミーに。そして何より見た目がボリューミーで美しくなった。果たしてそれらがロータスに求められる要素か? と思う諸兄も多いはずだが、実際に走らせると上質さの向上は歓迎できるものだったし、重たくなってもロータスらしいヒラリ感は残されていた。パワーユニットには新たにAMG製の2リッター直列4気筒ターボ(360ps)+8段自動MTも用意されるが、今回の試乗車はエヴォーラ/エキシージ時代から実績のある3.5リッター V6スーパーチャージャー(405ps/420Nm)と6段MTの組み合わせ。排気に過給器を噛ませないサウンドはクリアで、7000rpm付近まで一気に回しきる炸裂感も相変わらず魅力的。このエンジンを残したことも、価値あることだと思う。そして今回はツーリング・シャシーだが、ここにスポーツ・シャシーを組み込めば、鋭い走りが取り戻せるだろう。(山田弘樹)

昨年この大試乗会にやって来たプロトタイプとデザインこそ同じだが、品質の差は歴然。

エリーゼの最終進化形


エミーラが用いるバスタブ・モノコックは、先般生産中止となった1996年発売のエリーゼが初採用したものの最終進化形だ。このモノコックはエリーゼ、エキシージ、エヴォーラ、エミーラ、それに多数のレーシングカーを生み出し、オペル・スピードスターやテスラ・ロードスターといった他社製品にも用いられたまさに屋台骨(骨格じゃなくモノコックだけど)。発表時、接着剤を多用したことが話題になったが、今では当たり前の技術として広く採用されている。3.5リッターのV6スーパーチャージド・エンジンをミドに横置きし後輪を駆動するのはエヴォーラと同じだが、乗ってみるともっとGT寄りで文化的。レザーを多用した内装は豪華で、十分速いけれども快適性もきちんと確保されており、日常使いしやすそう。前席背後に結構なスペースが確保されており、荷物置きに便利そう。さらにリア・エンドに容量約150リッターのラゲッジ・スペースが用意されているので、ふたりでの宿泊を伴う移動もこなすだろう。「もはやロータスじゃなくてもいいじゃん」と言いそうになるが、大人ならグッと我慢だ。(塩見智)

エヴォーラのように後席はないが、座席後方とエンジン後ろにはそれぞれラゲッジ・スペースを確保する。


写真=郡 大二郎/神村 聖/茂呂幸正/小林俊樹

(ENGINE2023年4月号)

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