2023.05.04

CARS

「やけに速そうだな……とアクセルを踏んでみたら、本当に速かった! それも衝撃的に!!」 これが「ボルボXC40リチャージ」に試乗したジャーナリストの生の声だ!

ボルボXC40リチャージ・アルティメット・ツイン・モーター

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2023年の注目の輸入車38台を一同に集めたエンジン大試乗会に参加したモータージャーナリスト40人が注目するクルマ! 清楚なSUVのくせに、髪を振り乱して暴力的に加速する! ボルボXC40リチャージに乗った佐野弘宗さん、島崎七生人さんの2人は、思わず叫んだ!

暴力的な加速!

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電気自動車(BEV)だが、見た目はおなじみのXC40そのもの。床下に大容量電池を積むBEVの場合、フロアが高くなってキャビンやドラポジが少し不自然になるケースもなくはないが、このクルマは心配無用。室内も着座姿勢も、いい意味で快適で健康的なXC40そのままだ。見てみると、電池の“かさばり”分は、室内ではなく床下に飛び出しているが、もともと地上高の大きいSUVなので乗用車としては問題なし。かしこい! XC40系のBEVには前輪駆動版もあるが、試乗車は前後2モーターの4WDで、その名もアルティメット・ツイン・モーター!! やけに速そうだな……とアクセルを踏んでみたら、本当に速かった。それも衝撃的に。アクセルを深く踏みこんだときの初速は、瞬間的に気が遠くなりかけるほどだ。もっとも、加速時はパワートレインにショックが出ているし、乗り心地も洗練させているとはいいがたい。しかし、こんな清楚(!?)なSUVが髪を振り乱して暴力的に加速するとは、なかなかシュールな体験だ。黎明期といえるBEV だから、こういう濃厚な味わいのほうがまだまだ楽しい。(佐野弘宗)

ボルボのBEVは現在このXC40とクーペSUVのC40の2モデルがラインナップしている。

十分な“EV感”

ガソリン+モーターのハイブリッド・モデルのB3、B4に対して“Recharge”の呼称が付けられるBEVは、グリル・レスのマスクで識別が可能。もともとXC40は他のボルボとは少し文脈の違うポップなデザインだったから、グリル部分がサッパリとしたボディ色のパネルに置き換えられただけでも十分に“EV感”が演出できている。内装はメーター・グラフィックなどが当然ながら専用なほか、レザー・フリーを謳い、シート表皮にはウール3%混紡というテイラード・ウール・ブレンドが採用されるなどしているものの、概ね見慣れたXC40のそれといったところ。試乗車はツイン・モーターのAWDで、スペックは300kW/660Nmで、バッテリー容量は78kWhといい、一充電走行距離は484km。2150kgの車重(と動力性能)に対処してかピレリP-ZERO(VOL)の指定空気圧は前後280kPaと高く、そのためか街中を流すような場面で乗り心地がやや締まって感じたが、この1点を除けば、ボルボらしく気軽に乗りこなせ、BEVならではのスムースさ、快適性も味わえるクルマだ、という印象だった。(島崎七生人)

写真=神村聖/茂呂幸正/郡大二郎/小林俊樹

(ENGINE2023年4月号)

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