2023.05.10

CARS

ディフェンダーに5.0V8エンジン追加 メルセデスGクラスに真っ向勝負を挑む

ランドローバーがディフェンダーの2024年モデルを発表、その受注を開始した。

advertisement


エンジン・ラインナップを拡充

2024年モデルにおける大きな変更ポイントはエンジン・ラインアップの拡充だ。まずショート・ボディの「90」とロング・ボディの「110」に現行型としては日本初導入となる5.0リッターV8スーパーチャージャーを設定。さらに90には110では設定済みだったマイルド・ハイブリッドの3.0リッター直6ディーゼル・ターボを追加した。



V8はスーパーチャージャー付きで525ps

V8エンジンは2024年モデル限定仕様で、「V8」と「カルパチアン・エディション」の2モデルに設定。出力は525ps/625Nmを発生する。このV8搭載車は4本出しエグゾーストやグロスブラック・ブレーキキャリパー、マトリックスLEDヘッドライト、スエードクロス巻きステアリング・ホイールなどを装備する。

90の3.0リッター直6ディーゼル・ターボは「XダイナミックSE」、「XダイナミックHSE」、「X」の3グレードに用意。従来の2.0リッター直4ガソリン・ターボは廉価モデルの「S」にのみ設定される。



130に2列5人乗りを追加

エンジン以外での変更はスーパーロング・ボディの「130」に新グレードの「アウトバウンド」を追加。2列シート配置の5人乗りで、2列目使用時で1329リッター、最大時は2516リッターの広いラゲッジスペースを持つ。荷物の多いレジャーや車中泊に便利な仕様だ。

また、110の「S」と「SE」に「カウンティ・エクステリアパック」を導入。先代のディフェンダーに設定されていたグレードである「カウンティ」を現代風に再解釈したもので、ホワイト塗装の20インチ・スチール・ホイールを履かせ、ルーフやテールゲートなどをボディ・カラーと別色仕立てにしている。



V8モデルは1422万円~

このほか、90と130の8人乗りに、最後列シートフォールド時の段差をなくすフラット・ロードスペース・フロアトレイを標準装備。さらに90では助手席のフォールドとスライドを迅速にできるよう改良し、後席は座面跳ね上げと40:20:40分割可倒の各機構を採用した。

価格は、90が729万〜1536万円、110が758万〜1620万円、130が1063万〜1150万円。なお、90と110のV8搭載モデルは1422万~1620万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement