2023.05.17

CARS

もう2度とつくれないハイパーカー、アストン・マーティン・ヴァルキリーに試乗! 自然吸気コスワースV12のレヴリミットは驚異の11100回転!!

アストン・マーティン・ヴァルキリー

全ての画像を見る
アストン・マーティンがヴァリキーの生産を開始したという発表をしたのが2021年の秋。それからさらに1年と4カ月を経てようやく上陸したプロダクション・モデルに、モータージャーナリストの大谷達也が試乗した。

ダウンフォースは1800kg

アストン・マーティン・ヴァルキリーの外観は、どこからどう見てもレーシングカーそのものだ。とりわけ、ルマン24時間を戦うレーシング・プロトタイプによく似ているが、F1好きであれば、そのエアロダイナミクスが最新のF1マシンにそっくりであることに気づくだろう。

ヴァルキリーはガルウィング・タイプのドアを持つ写真のクーペのほか、ルーフが脱着式でドアは斜め前方へ開くスパイダーと、トラック専用のAMRプロの3つのバージョンが生産される。


まずはボディのフロア下を前後に貫く巨大な2つの空洞を見て、多くの人は度肝を抜かれるはず。床下の空洞(トンネルとも呼ばれる)はダウンフォースを生み出すための強力な武器で、これが大きければ大きいほどダウンフォースの量も増えるが、ヴァルキリーほど巨大なトンネルは現代のどんなレーシングカーでも見たことがない。そのダウンフォースは1800kgを超える模様。いっぽうで車重は1000kg強なので、最高速付近で走るヴァルキリーは天地を逆さまにしても天井(がもしもあればの話だが……)に張り付くようにして走れることになる。

そのほかにもF1マシンそっくりの空力デバイスが随所に取り付けられているほか、ドアと呼ぶにはあまりに小さい開口部から身体を滑り込ませるようにしなければコックピットにはたどり着けない。とどめはエンジンを始動したら1分ほどアイドリングのまま待たなければ発進できないこと。この間にヴァルキリーのハイブリッド・システムはバッテリーを充電しているそうだ。



無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement