2024.07.21

CARS

993型RSクラブスポーツに乗るジャーナリスト、島下泰久のRS論 最新のGT3RSとカレラRSの2台をガレージに並べたい! 

島下泰久氏の愛車、1995年型のポルシェ911RSクラブスポーツ。

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新型911GT3RS

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そんな状況は、991後期型となる新型911GT3RSで改められた。昨年登場のGT3から使われている新エンジンはGT3カップだけでなくGT3RやRSRの心臓とも基本設計を同じくする、まさに純レーシング・ユニット。つまりRS本来のあり方に戻ったのだ。

芯のあるスムーズな吹け上がり、トップエンドの切れ味の良さは垂涎モノだし、何より今や少数派の高回転型自然吸気エンジン特有の甲高いサウンドは、まさにレーシング・カーそのまま。これこそGT3RSの堪らない魅力である。

とは言え、サーキットを走らせることはせず、たまに夜中の高速道路を流すくらいのRSオーナーとしては軟弱な私には、今乗っているカレラRSくらいがちょうどいいとも感じている。甘いのやら、切ないのやら、思い出もたくさん詰まっているし、憧れのカレラGTに手が届くチャンスが無い限りはずっと持ち続けるつもりだ。もちろん本音を言えば、最新のGT3RSと今のカレラRSの2台をガレージに並べられたらサイコーなんだけれど!

文=島下泰久 写真=小林俊樹

(ENGINE 2018年7月号)

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