2023.06.04

CARS

入会金は3600万円 3.5kmのサーキットを持つアジア初の会員制ドライビングクラブ完成

コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドが運営する会員制ドライビングクラブ、「THE MAGARIGAWA CLUB」(ザ・マガリカワ・クラブ)が2023年7月の開業に先駆けて公開された。

関東圏から1時間程度の好立地

千葉・南房総に建設されたザ・マガリカワ・クラブはサーキットを中心に、レストランや天然温泉、宿泊施設などを備えたクルマを楽しむための総合施設だ。



ピットレーンは空調完備

全長3.5kmのプライベート・サーキットには空調を完備した屋内ピットレーンや車両を預けることもできる約300台収容可能なガレージ、給油ステーションを設置。専属サービスマンによる車両点検も実施する。

また、クラブハウスにはレストランやバー・ラウンジ、トレーニングルーム、ドライブシミュレーターやカラオケなどを設置した娯楽ルームのほか、天然温泉とスパを持ち、家族連れでも楽しめるよう、ファミリーラウンジも用意されている。



宿泊施設も別途設営

そのほかに、宿泊可能なオーナーズ・パドックを別途販売。購入者はサーキット走行を中心にした泊まりがけのレジャーを楽しむことができる。それぞれのパドックには2〜4台の駐車が可能なので、家族だけでなく友人などとのグループで利用することも可能だ。

アクセスは、館山道の終点である富浦インターから約10分で、東京都心や羽田空港から約60分、成田空港から約75分。自家用2機、緊急用1機を受け入れできる、3機分のヘリポートも確保されている。



5年更新のアソシエイト会員も用意

2023年6月までの募集における入会費は、有効期限が無期限の正会員が3600万円、5年更新のアソシエイト会員が400万円。年会費は正会員が22万円、アソシエイト会員は年次諸経費105万円と更新時には180万円が必要となる。コース利用費は半日1.1万円(ゲストドライバー費用は5.5万円)だ。

会員募集の上限数は、正会員が500名、アソシエイト会員が750名。公道上では性能を十分に発揮できないスーパーカーを思う存分走らせたいというオーナーの想いに対する、コーンズからのなんとも贅沢な提案だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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