2023.06.07

CARS

新型レンジローバー・スポーツにSV誕生 ポルシェやランボルギーニに対抗するスーパーSUV

レンジローバー・スポーツに最速・最強モデルの「SV」が追加された。レンジローバー史上最もパワフルなエンジンとレンジローバー初の技術を多数導入している。

SV専用パーツでスポーティさを高める

ポルシェ・カイエンやランボルギーニ・ウルスといったスーパースポーツ・ブランドのSUVに真っ向勝負を挑むスーパースポーツSUVとなるレンジローバー・スポーツSV。エクステリアはフォルムをはじめ基本的なデザインはそのままに、エア・フローを改善したフロント・エンドやボディ・サイド下部、カーボン・フィニッシャーを備える4本出しテールパイプといった専用デザインを与えることで差別化。ボンネットやグリル、レンジローバーのレタリングなどにはカーボン素材を用いている。



触覚オーディオ・システムを量産車で初採用

インテリアは背面をサテンカーボンとしたヘッドレスト一体型シートを採用。世界初の半透明エッジを備えたシフト・パドルやブラックセラミックのシフト・セレクターなどもSV独自のアイテムだ。さらに、サウンドを全身で感じることができるサブパック製の触覚オーディオ・システムを量産車としてはじめて採用。1430W・29スピーカーのメリディアン・シグネチャー・サウンド・システムと連動し、ストレスを低減するオーディオ体験を提供する。

パワートレインは635ps/750Nmの4.4リッターV8ツインスクロール・ターボをベースとしたマイルド・ハイブリッド。これは先代の「レンジローバー・スポーツSVR」に搭載された5.0リッターV8スーパーチャージャーに対して60ps/50Nmの向上となる。さらに、「ダイナミック・ローンチ」モードの使用時には最大トルクは800Nmにアップする。0-100km/h加速は3.8秒、最高速度は290km/hをマーク。その一方で、二酸化炭素排出量は先代レンジローバー・スポーツのV8モデルより15%低減している。



世界初の6Dダイナミクス・サスペンション・システム

シャシーには世界初の6Dダイナミクス・サスペンション・システムを採用。油圧連動式ダンパーと車高調整式エア・スプリングでピッチとロールをコントロールするセミ・アクティブ・タイプで、スタビライザーを備えずに旋回時や加速時のピッチとロールを低減し、ボディを水平に近い状態に保つ。また、4輪駆動や4輪操舵、トルク・ベクタリングやアクティブ・ロッキング・リア・ディファレンシャルなどにSV専用のチューニングを施した。

サスペンション・リンクやリアのサブフレーム、電子制御パワーステアリングも新設計とし、敏捷性やステアリング・フィールを向上。タイヤ銘柄はミシュラン・パイロットスポーツ・オールシーズン4で、フロント285mm、リア305mmのタイヤ幅はレンジローバー初の設定だ。さらに、オプションで量産車初となる23インチのカーボン製ホイールを選択すれば、4本で35.6kgの軽量化を実現する。

ブレーキはフロントに専用設計のブレンボ製8ポット・キャリパーを装着。ディスクは標準が混合メタル、オプションがレンジローバー初のカーボンセラミックとなる。

初年度は特別仕様車の「エディション・ワン」のみを設定。特定の優良顧客にのみ販売されることになっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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