2023.06.20

CARS

独特のデザインで人気を博すシトロエンC5エアクロスSUV一部改良 PHEVの性能をアップ

シトロエンがCセグメントSUVの「C5エアクロスSUV」の仕様を一部変更。経済性や快適性の向上を意図した改良が施された。

デザインと乗り心地が魅力

C5エアクロスSUVはプジョー3008やDS 7と兄弟関係にある全長4.5mのコンパクトなボディを持つSUV。シトロエン独特の特徴的な内外装をはじめ、ダンパー内に2次ダンパーを組み込むことでかつてのハイドロニューマチックを彷彿させるような乗り味を生む「PHC」や中心部の高密度フォームと表面の15mm厚フォームを組み合わせて快適性を高めた「アドバンストコンフォート・シート」の採用によるシトロエンならではの優れた乗り心地を有する。



バッテリーの容量をアップ

今回の変更では2022年11月のマイナーチェンジ新しくなった内外装はそのままに、プラグイン・ハイブリッドに積まれている駆動用バッテリーの電力量を従来の13.2kWhから14.2kWhへ拡大。モーターのみによるEV走行の航続可能距離は73kmへと、これまでの65kmから約12%延長した。

またプラグイン・ハイブリッドとディーゼルのいずれも、標準装着タイヤにミシュランeプライマシーを採用。電動車への装着を考慮し、ころがり抵抗低減と静粛性向上を追求したタイヤへと変更することで実用燃費や快適性の向上が図られた。



ガソリン・モデルを廃止

パワートレインは、177ps/400Nmの2.0リッター直4ディーゼル・ターボと、180ps/300Nmの1.6リッター直4ガソリン・ターボに110ps/320Nmのモーターを組み合わせシステム総合出力で225ps/360Nmの発生するプラグイン・ハイブリッドを2種類。全車8段ATで前輪を駆動する。なお、今回の変更で1.6リッター・ガソリンのみのモデルはラインナップから落ちた。

価格は523.7万〜664.5万円。

なお、6月25日まで「シトロエン・コンフォート・クラスキャンペーン」を実施。C5エアクロスSUVの成約者に、シトロエン・オリジンズバックパックがプレゼントされる。初期のダブルシェブロンがプリントやモノグラム風の加工であしらわれ、ショルダーベルトにはシトロエンのロゴが配されている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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