2023.07.11

CARS

EQSとi7のライバルにまずはPHEVで応戦 アウディA8 60TFSIeクワトロ追加

アウディのLセグメント・サイズのフラッグシップ・サルーン、「A8」と「A8 L」にプラグイン・ハイブリッド(PHEV)の「60TFSIeクワトロ」が追加された。アウディが4WDにPHEVを組み合わせるのはこのモデルが初めてとなる。

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A8のPHEVはこれで2世代目

A8にPHEVが設定されるのはこれが2世代目。アウディのPHEVとしては「A3スポーツバックe-トロン」以来、8年ぶりとなる。



3.0リッターV6ターボ+モーター

パワートレインは、3.0リッターV6ターボのTFSIユニットと8段ATの間に136psのモーターを組み合わせる。システム総合での最高出力は462ps、最大トルクは700Nm。0-100km/h加速4.9秒は、4.0リッターV8を積む「A8 60TFSI」の4.4秒に迫るタイムだ。駆動用バッテリーは17.9kWhのリチウムイオンで、WLTCモード値で54kmのEV走行も可能だ。

走行モードは4つ。「EV」モードと「ハイブリッド」モードのほか、回生ブレーキで得た電力でモーターを駆動し充電残量を維持する「ホールド」モード、エンジンを積極的に使い回生で充電残量を増加させる「チャージ」モードから選択できる。普通充電のみの対応で、標準ケーブルは3kW、オプションで選べるEVモデルと同じ8kWケーブル使用時にはAC200Vで最大6.4kWとなる。



成約記念の特典有り

ハンドル位置は左右とも設定される。価格は1320〜1485万円。

なお成約記念として12月31日までに登録すると、8kWの充電器とケーブル、ウォールブラケットをセットにしたe-トロン・チャージングキット・プラスか、3kWのチャージングキットの充電設備工事代金のサポートを受けることができる。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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