2023.08.15

LIFESTYLE

秘伝の“つけたれ”で楽しむ京都焼肉を東京で! 祇園の老舗焼肉店が肉1枚から注文できる焼肉店「tendan +」を芝大門にオープン

「極厚タン」(1枚1300円)はレモン汁と塩で。ステーキのように分厚く、食べ応え満点。

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京都祇園で創業した老舗焼き肉店のセカンドブランドが東京の芝大門にオープン。美味に暑さを忘れつつ、夏を乗り切る活力を養いたい。

とろけるような食感の「名物ミルフィーユロース」

6月に芝大門にオープンした「京都焼肉 tendan+」は、仕事帰りなどに気軽に訪れたい一軒。1965年に京都祇園で創業した「焼肉の名門 天壇」のセカンドブランドだ。店名にある「京都焼肉」とは、出汁のように透き通った“つけたれ”で焼肉を楽しむ京都特有のスタイルのこと。「tendan+」でも母体と同じ秘伝の“つけたれ”が使われており、これにつけて脂を落として楽しむロースは格別だ。

薄いロースを3枚重ねた「名物ミルフィーユロース」(1枚500円)は、黄金色に透き通った“お出汁”と好相性。牛骨のスープをベースとして作られた“お出汁”は、「焼肉の名門 天壇」の秘伝のレシピで作られたもの。脂のある肉もさっぱりと楽しめる。「当店のロースはモモや他の部位ではない正真正銘のロースです」と店長が胸を張るロースは、サーロインまたはリブロイン。

天壇グループで一番人気のロースは、モモではなく、程よくサシの入ったリブロインとサーロインのみ。薄切りのロースが3枚重なった「名物 ミルフィーユロース」ではとろけるような食感と柔らかな旨みを、大判の「名物 天壇ロース」では牛肉の香りや旨みを満喫することができる。

「京都焼肉 tendan+」は焼肉を1枚から注文できるのも特徴で、例えばタンを「並」「上」「厚」「極厚」の1枚ずつ食べ比べることも可能。〆のご飯物も少量サイズ。手打ちのそば粉の冷麺でさっぱり〆れば、今年の酷暑も乗り切れそうな気がする。



文=小松めぐみ(フード・ライター) 写真=田村浩章

(ENGINE2023年9・10月号)

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