2023.07.30

CARS

シビック・タイプRのスーパーGTマシンがサーキットにデビュー 2024年からNSXに代わって頂点を目指す

ホンダ・レーシング(HRC)が岡山国際サーキットで、2024年シーズンからスーパーGTシリーズのGT500クラスに参戦を予定している「シビック・タイプR-GT」を公開し、7月25〜26日に初の走行テストを実施した。

NSX-GTの後を継ぐ

シビック・タイプR-GTは現在GT500クラスに参戦しているNSXベースの「NSX-GT」の後継車となるマシン。NSXはすでに生産も販売も終了しているため、新たに選ばれたのがシビック・タイプRだ。2023年の東京オートサロンでプロトタイプが発表され、GT500初となる4ドア車ベースのマシンとしても注目を集めた。



究極の走りを表現

ホンダが究極のピュアスポーツ性能を追求し、圧倒的な速さと美しさを目指した現行型シビック・タイプRを出発点として、HRCは国内最高峰カテゴリーで勝利するための高い空力性能とその究極の走りを表現するデザインの両立を目指し開発を行なったという。エンジンはレース参戦を通じて開発・研鑽を重ねてきた競技専用の2.0リッター直4直噴ターボだ。

HRCの渡辺康治社長が「初年度からチャンピオン獲得を目指してまいります」という新型GT500マシンの実力はいかほどのものか、ホンダ・ファンやタイプRファンならずとも気になるところだ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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