これからの売れ筋グレードになるか？　レクサスRXに2.5リッターHVの「350h」を追加

著者をフォロー
記事を保存

全ての画像を見る

レクサスがRXに新グレードの「RX350h」を追加。あわせて一部改良を実施した。

リア・モーター駆動の4WDも設定

RX350hは2.5リッター直4のハイブリッド・モデル。190ps/243Nmのエンジンに134ps/270Nmのモーターを組み合わせた前輪駆動（FF）と、さらに54ps/121Nmのリア・モーターで後輪を駆動する電気式4WDを設定。4WDシステムは発進時や滑りやすい路面で後輪をモーター駆動して走りの安定性を高めるほか、前後駆動力配分を前100：後0〜20：80の間で制御し加速性能と旋回安定性の向上を図る。

PHEVに肉薄する燃費

バッテリーはニッケル水素電池を使用し、EV走行機能は備わらない。グレードは「バージョンL」のみで、車両重量はFF車が1940kg、4WD車が2010kg。WLTCモード燃費はFF車が20.2km/リッター、4WD車が18.7km/リッターと、2.5リッター・プラグイン・ハイブリッド（PHEV）で4WDのRX450h＋（18.8km/リッター）に迫る数値をマークするr

価格はFFが758万円、4WDが796万円となっている。

RX350の装備を充実

また一部改良では、2.4リッター直4ターボの「RX350」の装備を見直し、アドバンスト・パークのリモート機能をバージョンLに標準装備、「Fスポーツ」にオプション設定とした。また、インテリア・イルミパッケージはアンビエントライトを改良し、足元以外の減光制御を抑制。ワイヤレス充電器は充電可能エリア拡大などの機能向上を実施した。

価格はRX350が666万〜707万円、RX450h＋が872万円、RX500hが901万円となっている。