2023.10.22

CARS

「ランチア・ストラトスのようなラリークロスマシンを作りたかった! 」 総合第13位はこれ! 自動車評論家41人が選んだ「2023年いま買いたいクルマのランキング!」

第13位はこのクルマ!

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雑誌『エンジン』の大人気名物企画、「エンジン・ホット100ニューカー・ランキングス」。今年のテーマは原点に帰って僕たちクルマ好きの欲望を一番刺激するクルマ、愛することができるクルマは何かだ。41名のホット100選考委員のジャーナリストと編集部員、そして今年はEPC(エンジン・プレミアム・クラブ)会員も加わって、2023年の今だからこそ買いたいと考える20台にポイントをつけて投票し、新車で買える注目の100台を選んだ。まずは2023年版のホット100に選ばれた上位20台をカウントダウン形式で発表する。第13位に選ばれたのはこのクルマ!

第13位は、ランボルギーニ・ウラカン! 140pt

2014年のデビュー以来、つねに高得点のウラカン。最近の感激は「ウラカン・ステラート」。2023年に米パームスプリングスのサーキットで、舗装路面と未舗装路面を同時に走って、すばらしい走行性能にヤラれました。



「楽しさは今年上半期ダントツ」という島下泰久さんの証言どおり。一緒に行った吉田由美さんも「これまで乗ったランボルギーニで一番楽しい!」と。ランエボ6でラリーを楽しんでいるCTOのロウベン・モア氏は、「ランチア・ストラトスのようなラリークロスマシンを作りたかった。最高速ばかり追っかけるのでない楽しみかたがスポーツカーには残されているはずと開発しました」と語る。

いっぽう「ソロキャンができる初めてのスーパースポーツ」(新井一樹さん)という斬新な見方は事実かも。オフロードに入っていけるから。

そもそもウラカンは、操縦性とV10ともに、松田秀士さんと大谷達也さんと桐畑恒治さんが高く評価。「史上最も運転が愉しいランボルギーニ」とする渡辺敏史さんが挙げる「白眉はSTO」だそう。はい、たしかに。レーシング・ドライバーでもある桂伸一さんは「サーキットで楽しむならRWDもあるが、ドライブスキルも必要」と冷静に分析。

といっても、ム編集長のように「これまでに体験したスーパーカーの中で、私にもっともしっくりきた」と純粋に感激的な乗りものであるのだ。

西川淳さんによる評「テクニカとステラート、共に歴史の最後を飾るにふさわしい」でしめくくり。本当に最後なのか?(涙)

ランボルギーニ・ウラカン
全長×全幅×全高=4520×1933×1165mm(EVO)。ホイールベース=2620mm。車両乾燥重量=1422kg。
自然吸気5.2リッターV10は最高出力639ps/8000rpm、最大トルク600Nm/6500rpmを発生、7段デュアルクラッチ式自動MTを介し、後輪を駆動する。車両価格=2919万3598円~


文=小川フミオ

ランボルギーニ・ウラカンには13人が投票!
新井一樹20pt+小川フミオ20pt+島下泰久18pt+大谷達也15pt+渡辺敏史13pt+桂伸一12pt+西川淳11pt+吉田由美11pt+桐畑恒治10pt+松田秀士2pt+武田公実1pt+村上政1pt+村山雄哉1pt+EPC5pt

ウラカンに投票した上位5名のジャーナリストの「マイホット20」はこちらでチェック!
◆選んだのはすべて内燃エンジン車(笑)! エンジンHOT100委員がいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 編集部員、新井一樹の第1位は?
◆自動車評論家がいま本当に欲しいクルマはこれ! 小川フミオが選んだマイホット20 1位は限定生産で早くも売り切れたらしいイタリアのあのオフロードカー
◆「私自身の走りの快感に対する欲望に応えてくれること間違いナシ!」 自動車評論家がいま本当に欲しいクルマを選ぶ! 島下泰久の第1位は走りの切れ味でこのスポーツカー
◆大事なのは「クルマとの強い一体感!」 いま自動車評論家が本当に欲しいクルマはこれ! 大谷達也が選んだマイホット20 1位は英国のあのスポーツカー
◆「どのくらい幸せになれるかが基準点!」 自動車評論家がいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 渡辺敏史の第1位は?


(ENGINE2023年9・10月号)

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