2023.09.12

CARS

自動車評論家がいま本当に欲しいクルマはこれ! 小川フミオが選んだマイホット20 1位は限定生産で早くも売り切れたらしいイタリアのあのオフロードカー

自動車評論家41人がもう一度自分の本音と正直に向き合い、"愛"と"欲望"でいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! いまクルマ選びはいったい何が正解なのか? どんなクルマがいいのか? 満足が得られるクルマはどれか? 自動車大変革期のいま、41人の自動車のプロたちが欲しいと思ったクルマを公表します! 自動車評論家の小川フミオさんが選んだマイホット20の1位は?

“よかった!”と思えたモノを


2022‐23年の(ほぼ)新型車から“よかった!”と思えたクルマを選んでます。この1年を振り返ると、特徴だっていたのは、エンジン車のさらなる進化と、BEVが非常にスムーズになってきたこと。(新車でないので選んでませんが)レクサスUX300の最新仕様なんて、ICEなのかBEVなのかわからない(いい意味で)。楽しいクルマがどっと出た1年でした。

20位 BMW2シリーズ(グラン・クーペ、アクティブ・ツアラー、グラン・ツアラー)


BMWが手がけるピープルムーバーは、パッケージのよさに加え、スムーズで力強いディーゼルエンジンとともに、高得点の出来映え。広いだけじゃない。

19位 レクサスRX

新世代のRXのなかで私がもっとも好きなのが、出来のよい2.4リッター4気筒搭載で、車重もハイブリッドより200キロ以上軽いこのモデル。気持ちよさ、いちばん。

18位 マツダCX-60

いまどき6気筒を新開発する姿勢をなにより評価したい。SUVファーストはしようがないだろうけど、セダンとかクーペでぜひとも試したい。マツダ、がんばれ!

17位 メルセデスAMG SL43/SL63 4マティック+

コツコツと内燃機関の開発を続ける姿勢に感心。電動ターボチャージャー、おみごと。SLはGTからスポーツへとコンセプトが変わった印象。そこだけ気になる。

16位 ランドローバー・ディフェンダー(90、110、130含む)

じっさいに8人乗るかというと、そこは自信がないけれど、長いディフェンダーは機能性の極致というかんじで、クルマ好き心を刺激するのだ。

15位 マセラティMC20(チェロ含む)

ハンドリング、スピード、それにスタイルと、マセラティの本気。SUVのグレカーレ・トロフェオもいいけれど、やっぱりオープンドライブは最高。

14位 トヨタGRスープラ

RZに追加されたのは、3リッター6気筒エンジンと、クロースレシオのマニュアル変速機の組合せ。シャープなハンドリングとともに、乗ったら降りたくなくなる。

13位 日産セレナ

運転が好きなひとむけというミニバンが新型セレナ。プロパイロット2.0搭載のLUXIONか、シャキッと走るハイウェイスターVかで迷う。

12位 三菱デリカミニ

ターボ・エンジンにマイルド・ハイブリッド(一部車種)。4WDの操縦性へもこだわる。スライドドアをもった車体のパッケージもよく、日本の軽自動車、元気なのだ。

11位 レクサスIS

電動化へ向かうはずのレクサスのV8の魅力が堪能できる、おとなっぽいセダンとしてみごとな出来映え。トルク重視のV8の味も忘れがたい。

10位 プジョー・リフター

シートは大きくリクラインしないのが日本のミニバンとは違う。でもシート取り外せるし、機能性の高さは圧倒的。シトロエン版のシートも捨てがたい。

9位 トヨタ・プリウス(PHEV含む)

ちょっと地味めなスタイリングになった新世代プリウス。大書すべき性能はというと、スムーズさ。アンダーステーテッドな存在感こそ、PHEVモデルの美点。

8位 ジープ・ラングラー(PHEV含む)

高性能仕様ルビコンにも、2リッターに2基のモーターのプラグイン・ハイブリッド設定。悪路走破性は高く、市街地ではモーターのおかげで静か。

7位 キャデラックCT5

セダンの可能性を最大限追求したような出来で、あらゆる点において見事な仕上がり。米メディアは「V」とか高性能仕様を持ち上げているけど、これで充分。

6位 フォルクスワーゲン・ゴルフ(GTI、R含む)

昨今のVWはT-ROCが人気というが、ゴルフRに乗ると、VWの開発力の高さを再認識。クルマ好きでないと作れないモデル。Love Brandをめざすだけある。

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