2023.10.20

CARS

「役物ではない素のカレラがいいんです! by 高平高輝」 総合第15位は? 自動車評論家41人が選んだ「2023年いま買いたいクルマのランキング!」

第15位はこのクルマ!

全ての画像を見る
雑誌『エンジン』の大人気名物企画、「エンジン・ホット100ニューカー・ランキングス」。今年のテーマは原点に帰って僕たちクルマ好きの欲望を一番刺激するクルマ、愛することができるクルマは何かだ。41名のホット100選考委員のジャーナリストと編集部員、そして今年はEPC(エンジン・プレミアム・クラブ)会員も加わって、2023年の今だからこそ買いたいと考える20台にポイントをつけて投票し、新車で買える注目の100台を選んだ。まずは2023年版のホット100に選ばれた上位20台をカウントダウン形式で発表する。第15位に選ばれたのは?

第15位 ポルシェ911カレラ&カレラ4クーペ 128pt!

「どうしても欲しい! いつ乗っても期待を裏切られない、乗るたびに喉から手が出るほど欲しくなる。スーパーカーとプレミアムカーの間にいる唯一のモデル」と竹岡 圭さんが言うように、1963年のデビュー以来、変わらぬスタイリングで、4座で実用性を確保しつつ、リアにパワフルな水平対向エンジンを置き、破綻しないシャシーをバランスさせる。60年間、最新こそ最良であり続けている。これこそが911の不変的な魅力だろう。



高平高輝さんもこう述べている。「もうほんと耳タコでしょうが、長年そう言われ続けてなお第一線にあること自体もの凄いこと。これ一台で暮らせると思わせる実用性とパフォーマンス、ぎり現実的な価格を考えるとやはり911の存在感は揺るぎない。役物ではない素のカレラがいいんです」。


実際に992カレラGTSを購入したEPC会員の9921さんは、こう評する。「昨年末に我が家に来た愛車。素のカレラも充分楽しかったが、GTSは足がしなやかでおじさんにも最適。ロングツーリングもサーキットも楽しめて、ある意味万能車です!」。

そして、村上編集長はこのように911への思いの丈を綴る。「もうすぐ自分のクルマ人生も、内燃機関のスポーツカーの時代も終わるかと思うと、いてもたってもいられない気分になる。古くても新しくてもいい。RRでも4WDでもいい。とにかく911に少しでも長く乗っていたい。わが人生で出会った最高のクルマだ」。

ポルシェ911カレラ
素の911カレラは全長×全幅×全高=4519×1852×1298mm。ホイールベース=2450mm。車両重量は1580kg。水冷水平対向6気筒ターボは最高出力385ps/7500rpm、最大トルク450Nm/1950~5000rpmを発生、8段デュアルクラッチ式自動MTを介し、後輪を駆動する。車両価格=1620万円~


文=藤野太一 写真=柏田芳敬

ポルシェ911カレラ&カレラ4クーペには6人が投票した!
塩見智20pt+高平高輝20pt+竹岡圭20pt+藤野太一20pt+村上政20pt+吉田由美13pt+EPC15pt

911カレラ&カレラ4クーペに投票した上位5名のジャーナリストの「マイホット20」はこちらでチェック!
◆クルマは高くなったのに収入は上がらない! さあどうする? 自動車評論家がいま本当に欲しいクルマはこれ! 塩見智が選んだマイホット20 1位はドイツあのスポーツカー

◆「焦ってBEVに飛びつく必要はまったくない」 自動車評論家がいま本当に欲しいクルマはこれ! 高平高輝が選んだマイホット20 1位はドイツあのスポーツカー
◆「60歳になったらポルシェを買う!」 自動車評論家がいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! ポルシェ貯金中の竹岡圭の第1位とは?
◆「やっぱりスポーツカーを選びたい!」 自動車評論家がいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 藤野太一の第1位とは?
◆「これを最後の1台にしてもいいという思いで!」 エンジンHOT100委員がいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 編集長の村上政の第1位とは?

(ENGINE2023年9・10月号)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement