2023.09.28

CARS

「やっぱりスポーツカーを選びたい!」 自動車評論家がいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 藤野太一の第1位とは?

モータージャーナリストの藤野太一さんが欲望のままに選んだ20台とは?

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2023年版エンジンHT100ニューカー・ランキングス! 自動車評論家41人がもう一度自分の本音と正直に向き合い、"愛"と"欲望"でいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! いまクルマ選びはいったい何が正解なのか? どんなクルマがいいのか? 満足が得られるクルマはどれか? 自動車大変革期のいま、41人の自動車のプロたちが欲しいと思ったクルマを公表します! 自動車評論家の藤野太一さんが選んだマイホット20の1位は?

やはりスポーツカー


“いちクルマ好きとしての原点に立ち戻って”。そういわれたら、やはりスポーツカーを選びたいと思う。気持ちのいい内燃エンジンを搭載し、後輪駆動で、MTを選択することができ、軽量で、デザインがカッコよく、予算は1500万円くらいまで、であることを主眼に置いた。すべてがかなうものばかりではないけれど、いずれも“愛情を注げる”モデルだ。

20位 トヨタGRヤリス


WRCのホモロゲーションモデルを念頭に開発されただけあって、軽量、低重心、高剛性と一般車とは一線を画す細部までこだわりにあふれた稀有な1台。

19位 フォルクスワーゲン・ゴルフ(GTI、R含む)


FFとは思えないほどグイグイ曲がる旋回性能が魅力。走行性能、快適性、実用性すべてにおいていまだCセグメントの世界基準となるモデル。

18位 メルセデスAMG A35 4マティック(セダン含む)/A45 S 4マティック+


A45は“ワンマン・ワンエンジン”の思想のもとマイスターの手によって世界一パワフルに仕立てられた2リッター直4ターボを搭載する激辛ハッチ。

17位 アウディTT/TTSクーペ


生産終了が発表されたTT。バウハウスの影響を感じさせる近年のアウディデザインを象徴するモデル。現在、最終の限定車が発売されている。

16位 ルノー・メガーヌR.S.


何度もニュルブルクリンク北コースのFF車最速記録を打ち立てた名車と呼ぶにふさわしい1台。ルノースポールを名乗る最後のモデルになる。

15位 ホンダ・シビック(タイプR含む)


NSXやS660など後輪駆動スポーツカー不在のホンダにあって、6世代にわたって熟成を重ねてきたFF最速市販車。ひとつの完成版といえる仕上がり。

14位 スバルBRZ


トヨタとの協業により絶滅危惧種であったFRスポーツカー市場をふたたび盛り上げたその功績は計り知れない。今後MT仕様にもアイサイトを搭載予定。

13位 日産フェアレディZ


S30やZ32を彷彿とさせるエクステリアデザインの注目度は高い。乗り味は先代に比べ大きく洗練された。6気筒+MT+FRの古典が味わえる1台。

12位 トヨタGRスープラ


持続可能なビジネスとして成立させることが難しいスポーツカーづくりを、BMWとの協業というウルトラCによって実現。MT仕様も選択可能に。

11位 日産GT-R(NISMO含む)

11位 日産GT-R(NISMO含む)
デビューからかれこれ17年、3.8リッターV6ターボに6速DCTと基本は変わらないものの24年モデルでは別物にまで進化。日産の意地と執念の1台。

10位 シボレー・コルベット(コンバーチブル、Z06含む)


ミッドシップ、右ハンドルと初物づくしながら、質感もパフォーマンスもライバルに負けず劣らずで、少々値上がりしたもののいまだリーズナブルな1台。

9位 ジャガーFタイプ(コンバーチブル、R含む)


現在販売されているF-TYPE 75とR75というジャガーのスポーツカー75周年記念モデルが最後の内燃エンジン車になるという。歴史に残る1台。

8位 アストン・マーティン・ヴァンテージ(ロードスター含む)


マレク・ライヒマンがデザインチームを率いる最新のアストンのカッコよさは群を抜くもの。ヴァンテージは、見るたびプロポーションの美しさに惚れ惚れする。

7位 アウディR8(クーペ、スパイダー)


年内で生産終了が決まったR8。アウディにとっておそらく最後の自然吸気5.2リッターV10エンジン搭載車。少々値ははるが、後世に受け継ぎたい1台

6位 BMW M3(セダン、ツーリング)&M4(クーペ、カブリオレ)


いまや500馬力超のモデルは4輪駆動が常識のなか、M4のベースモデルのみ出力をあえて480PSに抑えて6段MTを設定する粋な計らいが◎。

5位 BMW2シリーズ・クーペ


あえてクーペのみFR用プラットフォームを使って新型を仕立てたところにBMWの矜持を感じる。新型M2でももちろん6速MTを選ぶことができる。

4位 アルピーヌA110(GT、S、R含む)


かつての名車を復刻するにあたり、前後重量配分とウイングレスで空力性能を求めRRでなくミッドを選択した点に共感。この中身で車重1110kgはお見事。

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