2023.10.13

CARS

「2台持つとクルマはもっと楽しいはず!」 エンジンHOT100委員がいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 編集部員、上田純一郎が選んだ第1位は?

雑誌『エンジン』の名物企画、2023年版HOT100ニューカー・ランキングス! 41人の選考委員がもう一度自分の本音と正直に向き合い、"愛"と"欲望"をテーマにいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 自動車大変革期のいま、41人それぞれが欲しいと思ったクルマを公表します! エンジン編集部員の上田純一郎が選んだマイホット20の1位は?

2台の組み合わせで


愛と欲望全開で、いまの愛車、初代エリーゼとエグザンティアという組み合わせの代わりにしたい、10組20台として選びました。ただし昨年掲げた生々しい操縦感覚があり、濃密な対話ができ、できれば自らが動かすMTの車、というテーマは継続で。1位と11位、2位と12位......という感じで互いを補完し高めるペアリングの妙も含めご覧下さい。

20位 ホンダN-VAN


タイプRに負けない絶品の感触のMT。もはやシングル・シーターといっていい割り切りの座席レイアウト。すべてはドライバー(とあと荷物)のため。

19位 スズキ・ジムニー(シエラ含む)


登場以来コンセプトがブレないことこそジムニーの美点。小ささこそ正義。それゆえ近々国内発売と噂の拡大版5ドアは眼中になし。終のクルマ最有力候補。

18位 ルノー・カングー


先代最終ディーゼルMTに比べればクルマとの一体感は薄れたものの、それ以外のすべての面で段違いに進化。ライバルに対しロングがないのでこの順位に。

17位 アルファ・ロメオ・ジュリア(クアドリフォリオ含む)


ジャガーXFと並ぶ古典的ドライバーズ・サルーン。アグリーなクルマが増えた昨今、もはや外観は比較的大人しめで、色味によってはすごくシック。

16位 ジャガーXF(スポーツブレイク含む)


古びない見た目と熟成のハンドリング。実はワゴンもディーゼルも4WDもある豊富な車種展開もうれしい。この隠れた実力車をモーガンと車庫に並べたい。

15位 DS 4(eテンス含む)


とにかくDSは何者にも似ていない独自性と室内の操作系の調和がお見事。中でも一番DS4が完成度高し。C5 Xと違う意味でシトロエン伝統の継承者。

14位 ルノー・トゥインゴ


小気味よい動きと後輪駆動の押し出し感がいい。A110最大にして唯一の不満、MTがないことを解消する最適なペア。なので一番安価なインテンス推し。

13位 プジョー・リフター


ベルランゴの緩さ、ドブロの素朴さもいいが、一番スタイリッシュ。極上の高速巡航力と操る楽しさの絶妙なマッチング。かつての欧州小型実用車のよう。

12位 ホンダe


街で見かけると、はっとする愛らしさと近未来感。タイプRとは別の意味でのザ・ホンダな1台。将来ビートや初代インサイトみたいになる可能性が大。

11位 シトロエンC5X(ハイブリッド含む)


グループ内でもオンリーワンのセミアクティブ・サスのPHEVを強く推奨。かつてのハイドローリック・サス風味濃厚な、いわばシトロエンの意地の結晶。

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