2023.09.11

CARS

自動車評論家がいま本当に欲しいクルマはこれ! 金子浩久が選んだマイホット20 1位はEVでも「最善か無か」のあのブランド

自動車評論家41人がもう一度自分の本音と正直に向き合い、"愛"と"欲望"でいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 電気自動車が当たり前のように街を走るようになった一方で、強力にEVを推進してきたヨーロッパでは内燃機関の見直しも叫ばれるようになった。いったい何が正解なのか? どんなクルマがいいのか? 満足が得られるクルマはどれか? 自動車大変革期のいま、41人の自動車のプロたちが欲しいと思ったクルマを公表します! 自動車評論家の金子浩久さんが選んだマイホット20の1位は?

新しさと独自の魅力


前半9台と後半11台に分かれます。9台は電動化や自動化などの先進機能を訴求しているクルマの中でも特に優れているものを選びました。"新しさ"を評価。対する11台は先進機能ではなく、走行性能や操作性や実用性などに於いて優れ、クルマとしての独自の魅力を持っているクルマたちを評価しました。半ば必然的に新しくないものも含まれています。

20位 ポルシェ718ボクスター(T、S含む)

新車で購入して5年5万5000キロ経過。車検でWポンプ交換。走れば切れ味鋭く、幌開閉しても前後トランクに荷物たっぷり収まる実用性高し。

19位 プジョー5008

19位 プジョー5008
6人以上で乗ることが多いのなら、ミニバンよりも5008を。個別に調整できる全シートが優秀。柔らかく優しい乗り心地で、とても快適。操縦性も正確。

18位 スズキ・ジムニー(シエラ含む)

軽自動車の本格オフロード4WDとしてモデルチェンジを繰り返し、独自の内容と魅力を確立している。以前に存在していたライバルもなく、唯一無二の存在。

17位 マツダ・ロードスター(RF含む)

デビューから30年以上、一貫して運転の楽しみを追求していて揺るぎない信頼のブランドとなった。そろそろ新時代への提案が欲しくなってくるところ。

16位 シトロエンC4(E含む)

軽快なハンドリングによる身のこなし、ソフトな乗り心地などシトロエンらしい快適性がアップデイトされて健在。シンプルで使いやすい内装も魅力的。

15位 メルセデス・ベンツEクラス(セダン&ステーションワゴン&オールテレイン)

オールテレイン一択。オールロードクワトロなき後、最低地上高を運転席から選択可能なエアサスペンションが下手なSUV顔負けの悪路走破力を発揮する。

14位 ランドローバー・ディフェンダー(90、110、130含む)

悪路走破性、オンロード走行性能、快適性、多用途性など、大型SUVのすべてにわたって高いレベルで能力を発揮している。ディーゼルMHEVが優秀。

13位 BMWアルピナD3S/B3(リムジン、ツーリング)

"最後のエンジン車"として乗りたくなるほど甘美なパフォーマンスと超快適で上質な乗り心地。細部までビスポーク可能なので好みを貫いて誂えたい。

12位 マセラティMC20(チェロ含む)

超高性能もさることながら、エレガントな内外の造形と素材遣いが老舗らしい。キッと睨み付けているようなスーパーカーばかりの中での清涼剤。

11位 ベントレー・コンチネンタルGT(V8、W12、スピード、マリナー、コンバーチブル含む)

贅を尽くした"ベントレー中興の祖"。どのモデルも熟成に熟成が重ねられている。クルー工場に出掛け、オーダールームでじっくりと誂えたい。

10位 アウディR8(クーペ、スパイダー)

MT一択。超高級機械式腕時計のような金属精密感を持つMTの操作感。MT信奉者でなくとも、これなら乗りたくなる。別格中の別格。

9位 テスラ・モデル3

依然として優れたインターフェイスや走行性能はゼロからEVとして発想、開発されただけのことがあって魅力的。生活と人生を変えてくれる(はず)。

8位 トヨタ・ミライ

レベル違いのADAS「Advanced Drive」の先進性に圧倒される。いわゆる"レベル2"だが、実質的には"レベル2.9"。FRセダンに改めて大幅に進化。

7位 フィアット500e

EV化とADASが大幅進化して別物に。「Open」がオススメ。開けて走っても静か。EVは電動化の他にもう一つ特徴が備わると魅力的になる好例。

6位 三菱アウトランダーPHEV

同一プラットフォームを使うアウトランダーと日産エクストレイルは甲乙付け難いが、充電可能なPHEVであるアウトランダーの汎用性の高さを評価する。

5位 日産サクラ

早過ぎた三菱アイミーブもあったが、日本でのEV普及は軽自動車からが正解だ。スタイリッシュな内装も従来の軽らしくなく魅力的。

4位 アウディeトロンGT/RS eトロンGT

EVならではの新しい速度感覚に、こちらの知覚が追い付かないほど。高速域での静粛性と快適性。エアサスペンションを備えたRSは異次元な上に別格。

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