ついに最後の純ICE自然吸気ランボとなったウラカンは、古典的エンスー目線から見ても古き良きイタリアン・スーパーカーのスワンソングと映る。
もはや世界的にも希少な存在となった、小型のオープンスポーツ。デビューから8年もの時を経てしまったが、それでもHotであり続ける。
内外装の装飾ではなく、フォルムやコンセプトそのものでアヴァンギャルドを体現。現在のDSよりもDSっぽい......、なんて不遜な思いを抱かせてしまうのも、シトロエンゆえか。
昔ながらの「サイレント・スポーツカー」ベントレーの伝統を、今なお鮮明に残したモデル。V8を愛でるように味わいたいと思う。
ゴーストは、わが最愛のクルマの一つであるデイムラー・ダブルシックスの現代版とも言うべき「軽妙な重厚さ」を実現したから。
約90年ぶりにフレームまで刷新したとはいえ、モーガンはモーガン。マニュアルをデフォルトとして残したことには矜持を感じる。
元祖A110愛好家たちにも認められた現代版A110は、当代最高のドライビングマシンの一つ。次から次へと繰り出される限定版とともにフィナーレを迎えるさまを、慈しみつつ見守りたいところだ。
今回筆者が選んだ唯一のHV車。シフト時にかすかに聞こえる「キャン」という変速音が、なんともエンスー心をくすぐるE-Techシステムを、最も軽いBセグコンパクトでナチュラルに味わいたい。
日本から生まれた、古典派大排気量スポーツカーのスワンソング。MTが選択できるのも、今や大きな魅力の一つだろう。
V6版の消滅によって6段MTの選択肢を失ってしまったのが残念。でもジャガーが最後の内燃機関モデルを自認することからも、今さらでも選びたくなる一台だ。
V8エンジンのトルク・フィールやサウンド、レスポンスはコルベットの「ドライビングプレジャーの根源」。
M3/M4ともに、BMWがかつて矜持とした直6エンジンの最終進化版。特にM4クーペでは、今や3ペダルMTで味わえる当代最高性能モデルとなった。
終焉へのカウントダウンが進むICE搭載の500系アバルト。中でも標準版F595なら、劇画チックな咆哮を発する古典的エンジンを5段MTでも堪能できる。
次期型が近々登場することも既定路線となっているが、FRスーパースポーツのお手本とも言うべき魅力は健在。ちょっとレーシー過ぎる感も否めないものの、Hotであるのは間違いない。
ジャガーiPaceと並んで好きなることのできた数少ないEVの一つ。ほど良いパワーとゴージャスな仕立てが「ドルチェ・ヴィータ」感を醸し出している。
「ホモロゲート・スペシャル」という、エンスー小父さん感涙の肩書は、今や世界的にもレア。ターボ4WD版がMTだけなのは潔いものの、RSに用意されたスポーツCVTにも、実は若干の興味が......。
時を重ねて熟成。懐が深く「ちょうど良い」走りは元祖ジュリア、そしてセダンらしからぬ官能性は156と、伝統的アルファ・ベルリーナの正統な後継車と言える。無料メールマガジン会員に登録すると、
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