2023.10.05

CARS

「これを最後の1台にしてもいいという思いで!」 エンジンHOT100委員がいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 編集長の村上政の第1位とは?

エンジン編集長のムラカミが選んだマイホット20!

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雑誌『エンジン』の名物企画、2023年版HOT100ニューカー・ランキングス! 41人の選考委員がもう一度自分の本音と正直に向き合い、"クルマ愛"と"クルマ好きの欲望"目線でいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 41人それぞれが欲しいと思ったクルマとは? 今回は、エンジン編集部のHOT100委員、編集長のムラカミが選んだマイホット20を公開します!

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最後の1台にしたいクルマを


私ごとで恐縮だが、今年還暦を迎えて、あと何年元気にクルマに乗れるものか、常に考えるようになった。それだけにクルマ選びは真剣に、これを最後の1台にしてもいいという思いを込めて、このリストを作った。結果、例年にも増して偏ったものになったが、その分、本音がたっぷり入っている。この際、本当に身銭で買えるかどうかは度外視した。

20位 ランボルギーニ・ウラカン(テクニカ、STO、EVOスパイダー、ステラート含む)


これまでに体験したスーパーカーの中で、私にもっともしっくりきたのがウラカンだ。トラックでも山道でも高速道路でも、常にひりひりする緊張感と無限大の歓びをもたらしてくれた。

19位 レクサスLC(コンバーチブル含む)


数年前、LCコンバーチブルのロケで会津磐梯山周辺を走った時、あまりの気持ち良さに、歳をとったらこういう大人の余裕を持ったクルマで妻と旅したいと思った。その想いは今も変わらない。

18位 マセラティ・グラントゥーリズモ(フォルゴーレ含む)


ローマで開かれた国際試乗会で乗ったグラントゥーリズモの気持ちいい走りが忘れられない。速さと快適性、男っぽさと艶っぽさが絶妙にバランスしているのだ。世界最良のデート・カー。

17位 ベントレー・コンチネンタルGT(V8、W12、スピード、マリナー、コンバーチブル含む)


リタイアした後、こんなクルマでパリからローマまで大陸旅行ができたら思い残すことはないだろう。最高の性能と最上の贅沢を併せ持つ。とりわけ12気筒を積んだスピードには脱帽した。

16位 フェラーリ・プロサングエ


まさかの4ドア4シーターのフェラーリが登場。しかも、走りも快適性もあまりに秀逸なのに仰天した。クルマとしてのあらゆる性能において、私がこれまでに乗った中で最上の1台だ。

15位 アウディA5/S5(スポーツバック、クーペ)


1台でスポーティな走る楽しみから実用的な日常使いまで、すべてを実現したいならアウディは最良の選択だ。とりわけA5はスタイルも抜群にオシャレで、都会的なセンスが光る。

14位 BMWアルピナB5&B5GT(リムジン、ツーリング)/D5S(リムジン)


一生に一度でいいから所有してみたかったクルマのひとつがアルピナだ。あの得も言われぬしっとりと滑らかな乗り味を一度体験すると忘れられなくなる。今でもその味が色濃く残るのがB5だ。

13位 アルファ・ロメオ・ジュリア(クアドリフォリオ含む)


走らせてこんなに楽しいセダンは、世界を見渡してもほかにはないかも。前輪駆動が主流になっている時に、あえて後輪駆動に回帰したアルファは偉い!ちょっと昔風の味がするのもいい。

12位 BMW3シリーズ(セダン、ツーリング)


メルセデスCクラスでは、ちょっと落ち着きすぎると思う人には最良の選択肢。この永遠のライバルはいずれもブランドの威信をかけてつくられているので、ハズシがない。

11位 メルセデス・ベンツCクラス(セダン&ステーションワゴン&オールテレイン)


2台持ちにするならスポーツカーの隣にCクラスがあれば、すべてコト足りる。誰が乗っても運転しやすく、堅牢で、長く使っても飽きがまったくこない。ドイツ製の秀逸な機械の代表選手。

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