2023.10.01

CARS

「思い切って琴線に触れるクルマだけを選んだ!」 自動車評論家がいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 日下部保雄の第1位は超意外なあのクルマ

モータージャーナリストの日下部保雄さんが欲望のままに選んだ20台とは?

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2023年版エンジンHT100ニューカー・ランキングス! 自動車評論家41人がもう一度自分の本音と正直に向き合い、"愛"と"欲望"でいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! いまクルマ選びはいったい何が正解なのか? どんなクルマがいいのか? 満足が得られるクルマはどれか? 自動車大変革期のいま、41人の自動車のプロたちが欲しいと思ったクルマを公表します! 自動車評論家の日下部保雄さんが選んだマイホット20の1位は?

編集長の手紙に......


ハンドルを握ってワクワクするクルマ、乗って感動を与えてくれるクルマ、どんなクルマにもそれぞれのストーリーがあり、クルマっていいなぁと思う。その視点で20台のクルマを選ぶのはほとんど無謀だ。ストーリーなしにはクルマは作れないからだ。村上編集長の手紙に背中を押されて、思い切って琴線に触れるクルマを取り上げた。

20位 日産GT-R(NISMO含む)


忘れてならないのはGTR。モデル末期に入ったが、ブラッシュアップを続けて最新型はデビュー時とまったく違う万能スポーツカーになっている。

19位 日産フェアレディZ


日本にはZがある。パワフルなエンジンは2ペダルも相応しくクルージングからワインディングまで快適だった。Zはやはり良かったなぁ。

18位 スバルBRZ


排気量拡大でシャープな速さを手に入れたBRZは前後ロール配分が86と異なり、ロングツアラーのイメージだ。ハンドルを握る楽しみが増した。

17位 メルセデス・ベンツEQSセダン/EQS SUV


BEV専用のP/Fは室内を最大限に活かし、これまでとは異なるアプローチでレイアウトできる事を証明した。伝統の味が受け継がれているのが素晴らしい。

16位 トヨタ・センチュリー


文化と技術がなければリムジンは作れない。言ってみれば日本の誇りだ。後席の乗り心地はセンチュリーならでだ。実は乗せてほしいクルマの最右翼だ。

15位 ホンダ・シビック(タイプR含む)


丁寧に作られたエンジンにレース経験に裏打ちされたハンドリング。しかも量産ラインで作られることでコストも安く抑えられる。日本の誇りの一台に違いない。

14位 アウディRS3(スポーツバック、セダン)


アウディのエンジンは素晴らしく硬質に回り、それに応じてパワフルだ。4WDはクラッチによりトルクスプリットで走りやすい。サイズも手ごろで面白い。

13位 ポルシェ911GT3(RS含む)


ケイマンも凄いが伝統の911を選んだ。とんでもないパフォーマンスを秘め、どこまで使えるかはあなた次第と言われているようだった。

12位 日産サクラ


低重心を活かした安定性とフラットな乗り心地、BEVならではの滑らかで立ち上がりの早い加速力。現在のBEVの解で軽自動車の枠を超えることが出来た。

11位 BMW M3(セダン、ツーリング)&M4(クーペ、カブリオレ)


直6エンジンは素晴らしい。トルクの分厚さに加えてレスポンスのシャープさ。そして正確なハンドルフィールとライントレース性。ツーリングカーの鏡だ。

10位 BMWアルピナD3S/B3(リムジン、ツーリング)


アルピナの繊細で強靭な乗り味は一度乗ったら忘れない。サスペンションの作り込み、エンジンチューニングのきめ細かさ。職人の技ここにありを感じる。

9位 トヨタGRヤリス


コンパクトなG16Eのパフォーマンス、シンプルな4WDシステム。あらゆるモータースポーツに活躍できるクルマに今乗れることに感謝しかない。

8位 トヨタGRカローラ


カローラがスポーツフィールドに帰ってきた。カローラのサイズを活かしたキャビンスペースと安定性にGカローラRヤリス譲りのパワートレイン。レビンの再来。

7位 日産エクストレイル


可変圧縮比エンジンの振動の少なさと電動4WDの制御の緻密さに心打たれた。その価値は長距離の疲労の少なさ、滑りやすい路面で実感できた。

6位 アルピーヌA110(GT、S、R含む)


完璧に身体をサポートするシートにゆだねて、後ろから響くメカニカルノイズを聞きながら走らせる。アルピーヌに乗る喜びを感じる瞬間だ。

5位 レンジローバー(LWB含む)


どこでもいけるオールマイティさに加え、都会でも揺るぎのない気品を併せ持つのはレンジローバーしかない。ロングツーリングも疲れ知らずだ。

4位 ロールス・ロイス・ゴースト(エクステンデッド、ブラックバッジ含む)


ゴーストの乗り心地は最高だった。静かなキャビン、微振動を吸収する特異なサスペンション、しかもフットワークの良さでまたハンドルを握りたくなる。

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