2023.10.06

CARS

「もっと乗っていたいか、もう一度乗りたいか!」 自動車評論家がいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 山本シンヤの第1位は国産のあのクルマ

モータージャーナリストの山本シンヤさんが欲望のままに選んだ20台とは?

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10位 ロールス・ロイス・ゴースト(エクステンデッド、ブラックバッジ含む)

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後席重視ではなくドライバーズカーなロールス・ロイス。魔法の絨毯の厚みをちょっとだけ薄くしたかのような絶妙なスポーティ感は、脱ゴージャスかも!?

9位 レンジローバー・スポーツ


見た目は先進性の塊だが中身は超骨太。基本コンポーネントはレンジローバーと共用するが、オンロード/オフロードのバランスはコイツのほうが優れる。

8位 レクサスRZ


基本コンポーネントはbZ4Xと共用だが、その匂いは皆無。それどころか現行レクサスの中で、最も“スッキリと奥深い”が体現された走り味、乗り味に驚く。

7位 ポルシェ・タイカン&タイカン・クロスツーリスモ(4、4S、GTS、ターボ含む)


「BEVは無個性」、そんな定説を初めて打破した一台。走る・曲がる・止まる、どこを取ってもポルシェそのもの。伝統と革新が上手にバランスされた一台。

6位 ルノー・メガーヌR.S.


大人になったが、相変わらず大人気ないアルティメイトハッチ。アナログとデジタルの融合が絶妙で切れ味あるコーナリングは駆動方式の概念をなくす。

5位 ホンダ・シビック(タイプR含む)


過去を振り返らないホンダが、初めて振り返ったシビック。タイプRの速さと一体感のバランスは言うまでもないが、e:HEVの制御は世界トップと言っていい。

4位 トヨタGRカローラ


スポーツと言うよりモンスターなカローラ。パワーはともかくコントロール性の高いハンドリングはGRヤリスより上。開発中のスポーツATの追加に期待。

3位 BMWアルピナB4グラン・クーペ/D4Sグラン・クーペ


パッと見はBMWだが何とも言えないオーラを感じる内外装、ディーゼル「ならでは」と「らしからぬ」が共存するパワートレイン、プレミアムセダンとリアルスポーツが共存するフットワークと、二律背反を両立させる「アルピナ・マジック」に脱帽しかない。

2位 メルセデスAMG EQS 53 4マティック+


BEV過渡期にユーザーが求める要素が全て盛り共存。航続距離は東京~静岡間を通勤する筆者でも納得の実力。クルマを発明したメルセデスの意地を感じるモデルだ。

1位 トヨタ・プリウス(PHEV含む)


スーパーカー顔負けのデザイン、スポーツカー顔負けのハンドリングを持つフットワーク、それでいながら燃費は先代同等と、トヨタの「もっといいクルマづくり」が最もわかりやすく表現された1台。PHEVはインフラ不要のBEVとしても使える所も嬉しい。

文=山本シンヤ

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(ENGINE2023年9・10月号)

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