2023.09.27

CARS

メルセデス・ベンツEQAとEQBが揃ってマイナーチェンジ 効率改善で航続距離を向上

メルセデス・ベンツがEQシリーズのCセグメント・サイズを持つ電気自動車=バッテリーEV(BEV)専用モデルの「EQA」と「EQB」の改良モデルを本国で発表した。

スリーポインテッドスターのフロント・グリル

スタイリングはフロントのブラック・パネルがスリーポインテッドスターを散りばめた新しいデザインになった。また、バンパーもワイド感を強調する形状に変更している。EQAはホイール・アーチのクラッディングがボディ同色に変更された。ホイールは18〜20インチの新デザインを4種類用意した。リアまわりではテールライトの内部形状が変更されている。



新型ステアリング・ホイールを採用

インテリアはタッチパネル付きの新型ステアリング・ホイールを採用。内装トリムはオープンポアのブラウンライムウッド、スリーポインテッドスターを散らしたバックライト付きのパネルが備わる。

EQAはリアのホイール・アーチやテールライトの形状変更で空力性能を改善。また、低ころがり抵抗タイヤの採用などにより航続距離の最大値を560kmまで引き上げた。また、EQA、EQBの両車ともに充電ケーブルを差し込むと自動的に充電が開始するプラグ&チャージ機能を導入し、利便性を高めた。



190psのFFから292psの4WDまで

ラインナップは、190ps/385Nmの1モーターで前輪を駆動し、66.5kWhのバッテリーを積む「250」、同じモーターで70.5kWhバッテリー仕様の「250+」、2モーター4WDで総合出力228ps/390Nmの「300・4マチック」と同じ駆動方式で292ps/520Nmの「350・4マチック」の4タイプ。300・4マチックと350・4マチックはどちらも66.5kWhバッテリーを積む。EQAには4タイプすべて、EQBには250を除く3タイプが設定される。

欧州市場では2024年初頭にディーラーへの配車が開始される予定だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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