2023.10.23

CARS

ボディ剛性のアップからスマホによるデジタルキーまで、多種多様な改良を受けた新型レクサスLSが登場

改良モデルはボディにラジエーター・サポート・ブレースを追加するなど骨格から見直し。剛性アップにより、操舵応答性や操縦安定性を高めた。また、サスペンションは前後ともに締結工程の高精度化により締結トルクをアップ。排気管サポート・ゴムの角度見直しによる振動抑制とともに、乗り心地改善を図った。

4WDに後輪操舵を新設定

後輪転舵角を拡大する改良を受けた後輪操舵の「DRS」を、これまで設定がなかった4WD車にも拡大採用し、低速での取り回しと高速での安心感を向上させた。また、走行モードの「コンフォート」を選択した際に、後席乗員が不快に感じる揺れを抑制する機能も導入している。

一部グレードを除き、室内には12.3インチフル液晶メーターと前後ドライブレコーダー、「LS500h」には非常時給電システム外部給電アタッチメントを新たに搭載。「LS500」と「LS500hエグゼクティブ」には専用アプリによりスマートフォンをデジタルキーとして使える機能が備わった。



運転支援装置も最新版にアップデート

安全や運転支援技術も最新版へと更新。予防安全技術の「レクサス・セーフティシステム+」では、危険予測に基づきステアリングとブレーキをアシストする「PDA」と、衝突回避及び被害軽減システムの「PCS」は性能の向上を図った。

高度運転支援技術の「レクサス・チームメイト」には、渋滞時のレーダークルーズコントロール及びレーントレーシング・アシスト作動中に認知と判断、操作を支援するアドバンスト・ドライブ(渋滞時支援)を採用。また、駐車支援機能のアドバンスト・パークをLS500hに加えLS500にも標準設定化。LS500hにはスマートフォンアプリによるリモート機能も採用した。

価格は1094万〜1799万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement