2023.11.06

CARS

ハイブリッドもガソリンも新ユニットを投入 トヨタ・カローラ・クロスが一部改良でさらなる進化を遂げる

トヨタがカローラ・クロスの一部改良を実施した。装備の充実のほか、パワートレインをすべて新しくすることで燃費と出力の改善を図った。

最新のハイブリッドを投入

パワートレインはハイブリッド、ガソリンともに新ユニットを搭載。ハイブリッド車は従来どおり1.8リッター直4ベースだが、電動モジュールを新型ノア&ヴォクシーや新型プリウスに採用済みの最新版に置き換えられた。新しいフロント・モーターは従来型に対して23ps/22Nmアップとなる95ps/185Nm、4WD車のリア・モーターは33.8ps/29Nmアップの41ps/84Nmを発生。これにより、システム最高出力も140psへと18psの出力向上が図られた。WLTCモード燃費はFF車が26.4km/リッター、4WD車が24.5km/リッターと、それぞれ0.2km/リッター及び0.3km/リッター伸びている。



ガソリンは2.0リッターに拡大

前輪駆動(FF)仕様のみに設定されるエンジン車は1.8リッター直4から2.0リッター直4のダイナミックフォース・エンジンに変更。170ps/202Nmという出力は従来ユニットよりも実に30ps/52Nmも高められ、WLTCモード燃費も14.4km/リッターから16.6km/リッターへと2.2km/リッターの向上が図られた。



インフォテインメントをさらに充実

装備面では、10.5インチの大画面ディスプレイを備えたコネクティッド・ナビ対応のディスプレイ・オーディオや、車内Wi-Fiを設定。最上位グレードのZにはフル液晶メーターの12.3インチ TFTカラーマルチインフォメーション・ディスプレイを標準装備した。

安全面では、運転支援装備(ADAS)の機能を拡大。操舵とブレーキ操作をサポートするプロアクティブ・ドライビングアシストやプリクラッシュセーフティの検知対象に交差点右折時の対向直進車と右左折時の対向方面からの横断歩行者を追加した。

ボディ・カラーは新色のマッシブグレーを含む8色を設定。また、ハイブリッド車に2トーンを3色追加した。

価格は218.4万〜345.9万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement