2023.11.27

CARS

PHEV、電動ターボ、後輪モーター駆動、後輪操舵など新機構満載の新世代AMG、C63がデビュー

メルセデスは、BMW M3、アウディRS4がライバルとなる新型Cクラスの最速最強モデル「AMG C63 S Eパフォーマンス」を日本市場に導入する。

F1のノウハウを活かす

AMG C63 S Eパフォーマンスは現在参戦中のF1で得たノウハウを活かした、世界最強の量産4気筒に電気モーターを組み合わせるプラグイン・ハイブリッド(PHEV)を持つスーパースポーツ・セダンだ。



迫力のワイド・フェンダー

エクステリアは通常のCクラスより全長を80mm、ホイールベースを10mm延長。幅の広いタイヤを収めるためにフロント・フェンダーも80mmワイド化された。ボンネットは大量の熱を発生する高出力パワートレインを冷却するためにエア・アウトレットが備わる。

ボディ・サイドではフロント・フェンダーに専用エンブレムを設置。20インチ鍛造ホイールやマットクロームのアクセントが際立つサイド・スカートも目を引く。リアまわりでは専用デザインのリア・スポイラーと赤い縁取りのエンブレムを装備。ハイグロスブラックとマットクロームのリア・エプロンからは台形4本出しテールパイプがのぞく。インテリアにはグリップが太いナッパレザー巻のステアリング・ホイールを装備。また、新デザインのAMGパフォーマンス・シートをオプションで設定した。ダッシュボードは合成皮革の表皮で覆われ、テアリング位置は左右いずれも選択できる。



世界最強の2リッター

「M139l」と呼ばれる2.0リッター直4ターボは「AMG A45」などに搭載されているユニットを縦置きに変更したユニットをベースに、モーターの力で回転を増幅させる電力アシスト付きターボを加えるなどの改良を施したもの。これにベルトドリブン・スターター・ジェネレーター(BSG)と400Vシステムを組み合わせる。出力は476ps/545Nmを発生。トランスミッションは湿式クラッチを用いた9段ATだ。

4WDシステムには前後トルク配分を連続可変する「4マチック+」をCクラスで初採用。さらに、リアには後輪駆動用の定格で109ps、10秒間のピーク出力時には204psを発生する電気モーターと電動2段変速機、電子制御LSDを一体化したものを搭載する。後輪はプロペラシャフトを介してエンジンとも接続されていて、駆動力の後輪がスリップした際にはモーターの出力を前輪へ伝達することもできる。



15kmのEV走行も可能

この組み合わせにより、システム総合出力は680ps/1020Nmを発生し、0-100km/h加速は3.4秒を誇る。また、F1で用いられる技術を応用した6.1kWhの駆動用バッテリーを搭載することで、15kmのEV走行も可能だ。

サスペンションは電子制御のアダプティブ・ダンパーを採用。もちろんスプリング、ダンパー、スタビライザーはAMG C63の専用セッティングとなる。また、操舵系には後輪操舵を導入。100km/hまでは前輪と逆位相に最大2.5度、それより上の速度域では同位相に最大0.7度の舵角が与えられる。

価格は1660万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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