2023.12.15

CARS

再び「アルファード」&「ヴェルファイア」に挑む ホンダ・オデッセイが中国製で復活

ホンダが「アルファード」&「ヴェルファイア」の対抗馬となるラージ・ミニバン、「オデッセイ」の改良モデルを発売した。5代目となる現行型オデッセイは2021年末に国内での生産を終了しており、再販モデルは継続生産していた中国の広汽本田汽車製となる。

デザインを一部変更

 エクステリアは新しいデザインのフロント・グリルを採用。開口部を拡大してワイド感を強調し、5本の水平基調のクローム仕立てのバーと突起形状を組み合わせた。また、新グレードとなる「e:HEVアブソルートEXブラックエディション」では、グリルをブラッククローム、18インチホイールをマットブラック、テールライトをブラックスモーク、室内ではルーフとピラーのライニングをブラックとしている。



装備の充実も図る

シート配置は2列目に2脚のセパレート・シートを用いた3列7名乗車の1タイプのみ。2列目にはオットマンとリクライニング機構を電動化した4ウェイ・パワーシートとシートヒーター、折りたたみ式シートセンター・テーブル、ミニ・テーブル付きアームレスト、足元のUSB-Cチャージャーを標準装備。運転席まわりでは、指1本で円滑なシフト操作を行えるエレクトリック・ギアセレクターや、アクセルオフ時の減速度を調整できる減速セレクターを新規採用した。

 安全運転支援システムのホンダセンシングには、近距離衝突軽減ブレーキとオート・ハイビーム、急アクセル抑制機能を追加するとともに、衝突軽減ブレーキの検知対象を拡大した。さらに、オデッセイ初となる車載通信モジュールのホンダコネクトを搭載した。



2.0リッター・ハイブリッドに集約

パワートレインは2.4リッター直4がラインナップから落ち、2.0リッター直4に2つのモーターを組み合わせたハイブリッドの1本に絞られた。駆動方式は前輪駆動(FF)のみとなる。

価格は480.04万〜516.45万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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