2023.12.16

CARS

三菱のプラグイン・ハイブリッドSUV、アウトランダーがユーザーの細かいニーズに応える一部改良を実施

三菱が「アウトランダー」の一部改良を実施。機能装備の追加などでユーザーの細かいニーズに対応した。

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三菱のフラッグシップSUV

アウトランダーは生産が終了した「パジェロ」に代わる三菱のフラッグシップSUV。トヨタ・ハリアー」、「RAV4」、「日産エクストレイル」、「マツダCX-60」などが主なライバルとなる。



悪天候時の安全性を向上

今回の改良ではエクステリアに大きな変更は行われていないが、エントリー・グレードの「M」を除く全車にヘッドライト・ウォッシャーを採用。LED式リア・フォグライトも標準装備とし、降雪地域などにおける悪天候時の安全性向上を図った。ボディ・カラーは2トーンにブラックダイヤモンド、スターリングシルバーメタリック、モノトーンにグラファイトグレーメタリックを追加し、全12色を展開する。

インテリアでは既存のUSB(タイプA、タイプC)に加え、HDMIポートを全車に標準装備化。スマートフォンやタブレットなどからナビゲーション画面へ映像を出力できるようにすることで、急速充電中や送迎時などの待ち時間に動画などを車載画面で鑑賞できるようになった。



ブラックエディションのベース・グレードを変更

また、従来から設定されている特別仕様車の「ブラックエディション」は、ベースとなるグレードを中間グレードの「G」から最上位グレードの「P」へ変更。ヘッドアップ・ディスプレイやボーズ製プレミアム・サウンドシステムを備えるほか、電動パノラマサンルーフを特別装備し、機能性と快適性を向上させた。

外装はブラックのグリル加飾やサイドウインドウ・モール、グロスブラックのルーフレールを標準装備。ボディ・カラーは、専用色のグラファイトグレーメタリック、ブラックマイカをはじめ、2トーン3色とモノトーン2色を用意する。

2.4リッター直4に前後2つのモーターを組み合わせたプラグイン・ハイブリッド(PHEV)をはじめ、走りに関わる部分に変更はない。

価格は499万5100〜630万4100円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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