2024.01.06

LIFESTYLE

オードリーやバーグマンのスナップショットも! 『王様と私』の名優、ユル・ブリンナーは知る人ぞ知る写真の名手だった!!

俳優としてブレイクするきっかけとなった舞台版『王様と私』の楽屋にて。本作の映画版でユル・ブリンナーはオスカー像を手にした。The King and I, Self-Portrait, 1956 (c)Yul Brynner

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1950年代から70年代にかけて活躍した俳優、ユル・ブリンナー。彼の写真家としての才能を知ることができる展覧会が日本で初開催されている。

もし俳優になっていなければ……

『王様と私』や『十戒』、『荒野の七人』といった映画で知られる俳優のユル・ブリンナー(1920-1985)。タイの国王からエジプトのファラオまでを演じられるエキゾチックな容貌を思い起こす往年の映画ファンは多いだろうが、そんな彼にはもうひとつ、”写真家”としての顔があった。

ライカギャラリー東京、ライカプロフェッショナルストア東京、ライカギャラリー京都で同時開催されている「Yul Brynner’s Photography: An Extraordinary Vision」は、そんな名優が撮影した写真を日本で初披露する展覧会。『追想』で共演したイングリッド・バーグマンや、家族ぐるみの交際があったオードリー・ヘプバーンといった大スターたちの素顔、また『十戒』の撮影現場での珍しい光景など、構図も見事な作品の数々が展示されている。




来日した長女のヴィクトリア・ブリンナーさんによれば、どこに出かけるにもユル・ブリンナーは常にカメラを携えていたそうだが、実は俳優として成功する前にテレビ局のディレクターをしていた時期があり、その頃から演技とは違ったクリエイティブな表現=写真に興味を持っていたという。役者としての道を歩んでいなければ、写真家として大成していたかもしれない。そんな才能がひしひしと伝わってくる展覧会である。

■「Yul Brynner's Photography: An Extraordinary Vision」
ライカギャラリー東京(2024 年3月3日まで)&ライカプロフェッショナルストア東京(2024 年1月13日まで)。東京都中央区銀座 6-4-1 ライカ銀座店 2F Tel. 03-6215-7070 月曜定休(プロフェッショナルストア東京は日曜・月曜定休)
ライカギャラリー京都(2024 年3月3日まで)京都府京都市東山区祇園町南側 570-120 ライカ京都店2F Tel. 075-532-0320 月曜定休

文=永野正雄(ENGINE編集部)

(ENGINE 2024年2・3月号)

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