2024.04.10

CARS

6代目に進化した新型メルセデス・ベンツEクラスにモータージャーナリストの高平高輝が試乗! ZOOM会議もできる! センターから助手席までつながる巨大なディスプレイを採用

メルセデス・ベンツE350eスポーツ・エディション・スター

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6代目に進化した新型メルセデス・ベンツEクラスにイッキ乗り。短い時間だったが、トップ・グレードでPHEVのE350eをはじめ、3つのパワートレインと2つのボディを同時に試乗。モータージャーナリストの高平高輝がリポートする。

半分がSUV?

昨年も国内で5万1200台余りを販売して輸入車No.1の座に輝いた(9年連続!)メルセデス・ベンツ日本だが、実はもうその半分がSUVだったという。

今時それも当然と納得すべきなのかもしれないが、昭和の末からもう40年近くもメルセデス・ベンツEクラス(ミディアム・クラスからEクラスに呼称が変わったのは1993年のマイナーチェンジ)を自動車のお手本として学んできた私のようなオヤジにとっては、今なおメルセデスの象徴と言えばセダン、とりわけアッパー・ミディアム・クラスのEクラスだ。何しろこれまでに全世界で累計1600万台以上を誇るメルセデスの大黒柱である。



その“ザ・セダン”のEクラスがW214型に生まれ変わった。セダンとステーションワゴンが同時に発売された新型は、今も根強い人気を集めるW124型Eクラスから数えて6代目に当たるという。

本国での発表時にはセダンだけでも6車種が用意されていたが、日本仕様は当面3種類のパワートレインを積むセダンとステーションワゴン合わせて5車種(すべて後輪駆動で4マチックはなし)がラインナップされる。



すなわち2リッター4気筒ガソリン・ターボ(204ps/320Nm)の「E200アバンギャルド」と同じく2リッター4気筒ディーゼル・ターボ(197ps/440Nm)の「E220dアバンギャルド」、それに2リッター4気筒ガソリン・ターボ・エンジンに95kWと440Nmを生み出すモーターを加えてシステム最高出力312psを誇るプラグイン・ハイブリッド(PHEV)の「E350eスポーツ・エディション・スター」という布陣である。

セダンのみとなるPHEV以外はセダンとステーションワゴン両方のボディが用意されている。ガソリンとディーゼルの4気筒モデルもトランスミッションに48V駆動のISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を内蔵するマイルドハイブリッドであり、新型Eクラスもすべて電動化モデルとなる。



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