2024.04.01

CARS

まだまだ売ります 新型のEVとともに継続販売されているフィアット500のガソリン・モデルが一部改良

現在、「フィアット500」(チンクエチェント)は、ガソリン・エンジンを搭載する3代目と電気自動車=バッテリーEV(BEV)化された4代目が併売されている。今となっては輸入車では貴重なAセグメント・モデルであり、自宅周辺の道路や駐車場が狭いなどの住宅街では、軽自動車以外の選択肢として欠かせない存在だ。

ほぼ1.2リッターのカルトのみ

2024年3月末現在、日本市場向けで生産が続いているフィアット500のラインナップは、「1.2Cult」(カルト)のみとなっている。搭載されるエンジンは1.2リッターの直列4気筒ガソリンで、「デュアロジック」と呼ぶシングルクラッチ式5段シーケンシャルMTが組み合わされている。なお、0.9リッター直列2気筒のTwinAir(ツイン・エアー)エンジンの生産は終了しており、ツイン・エアー搭載車の販売は在庫がなくなり次第終了になるとアナウンスされている。



ホイール・サイズを拡大

今回は唯一のラインナップである1.2カルトが一部改良を行った。エクステリアは14インチ・スチールホイールから15インチのアルミホイールに変更。アルミホイールの採用により足元から繊細な印象にイメチェンしたことになる。また。ドアミラー・キャップのカラーがボディ同色からブラックに変わっている。

一方のインテリアでは、フィアット・ロゴがエンボス加工されたブラックのファブリック・シートが標準装備されている。

ボディ・カラーは、「ボサノバ・ホワイト」、「パソドブレ・レッド」、「シチリア・オレンジ」の3色展開で、車両価格は259万円となっている。



文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)

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