保証期間を一律2年間に変更　メルセデス・ベンツが認定中古車のサービスをさらに充実させた

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数多くの自動車メーカーやブランドが展開している認定中古車は、そのメーカーやブランドのお墨付きということで、状態の良い個体を安心して選択でき、アフターサービスも充実しているなどの利点を享受できる。

厳しい基準をクリア

このほど、メルセデス・ベンツ日本は、2024年6月1日から「認定中古車プログラム」を拡充させると発表した。メルセデス・ベンツの認定中古車は、独自の厳しい基準を満たした高品質な物件が対象になっていて、メルセデス・ベンツ・サーティファイドカー・ネットワークのみで取り扱われている。「認定中古車プログラム」に含まれている主なサービスは、最大100項目の点検、整備、走行距離無制限保証、24時間ツーリングサポートなどとなっている。

年式や走行距離の枠を撤廃

今回の変更では、保証期間が2年間に伸びるのがポイント。従来は年式や走行距離に応じて1年間、または2年間だった保証期間が、初度登録から10年未満の車両がすべて走行距離無制限で2年間保証になる。2年間に延長される保証期間は、メルセデス・ベンツが自信をもって提供する高い品質とアフターサービスに裏付けされたものであり、車齢や走行距離を重ねた車両でも長く安心して乗り続けることが可能になる。

また、電気自動車＝バッテリーEV（BEV）向け充電サービス「メルセデス・ミー・チャージ」が6か月無料で提供されるのも大きな変更ポイントだ。専用の充電カードにより、全国にある約2万2100基の提携充電器が利用可能になる。これまでのBEVの新車購入時に月額基本料金と充電料金が一定期間無料となるサービスが提供されていたが、認定中古車でも、所定の手続きを経ることで、6か月間無料で利用できる。

メルセデス・ミー・チャージの料金プラン（2024年5月現在）の一例を挙げると、認定中古車向けに6か月無料で提供される「急速・普通充電器併用プラン」の場合、基本料金は月額5720円、急速充電の料金は1分あたり16.50円（利用に応じて課金される）、普通充電は無料となっている。

2年間の延長保証とBEVの充電環境の充実が盛り込まれた新しいメルセデス・ベンツ認定中古車。サービスの拡充により、さらに安心して購入できる環境が整ったことになる。

文＝塚田勝弘

（ENGINE WEBオリジナル）

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