不思議な縁で結ばれている! アウディ90は何があっても手放せない!!
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                    エンジン編集部唯一の20代ムラヤマが担当する連載『若者だってクルマ好き!』。今回は、2001年生まれで22歳の会社員、三上諒人さん。愛車は10歳年上の1991年型アウディ90と2002年型アウディTT。三上さんと90は、不思議な縁で結ばれている。
ETCになった時はさみしかった「子どものころは、父が乗っていたメルセデス・ベンツ320TE(S124型)の助手席が僕の指定席でした。左ハンドルだったから、右ハンドル車の運転席気分を味わえるのが楽しかったですね。高速の料金所で通行券を受け渡しするのも僕の役割で、ETCになった時はさみしい思いをしたのを覚えています(笑)」
という三上諒人さんは、物心ついたときにはクルマ好きだったという。「記憶にあるのは2歳くらいからかな。父が買ってくれた乗り物図鑑やトミカで散々遊びました。グランツーリスモ3もやっていて、その頃から運転にはすごく興味がありました」工業高校を卒業して就職した三上さんが初めての愛車であるアウディ90と出会ったのは、社会人3年目が迫った2021年3月。「仕事帰りにいつものようにカーセンサーを眺めていたら、たまたま新着でアウディ90が出てきたんです。珍しいなぁと思っていると、友達からも、いまこんなのがあるよって送られてきた(笑)。走行距離は8.5万キロで、写真で見る限り結構きれい。それまで強く意識したことはなかったけれど、どこかで聞き覚えがあるクルマ。父が若い頃、90に乗っていたという話を思い出したんです! 僕はクーペとかオープンが好きだから、セダンはちょっと、と思ったけれど、これも縁かもしれない」
すぐに電話をして、お父さまと友達を連れて店に行くことにした。「写真で見た通りにきれいだったし、実車は想像よりもかっこいいなと思いました。シンプルだけど質実剛健な仕立ても僕の好みで、あぁ、これは欲しいぞ! と」店で待っていたのは最上位モデルのクワトロ20Vで、91年型のヤナセ物ディーラー車。ファースト・オーナーが25年、ずっとディーラーで整備を続けてきた上物だったという。セカンド・オーナーも某輸入車ディーラーのメカニックで、3年間大切にしていたのだという。同じ販売店が1人目のオーナーから買取り、2人目に販売。その後また戻ってきたクルマで、素性がはっきりしていることも三上さんの背中を押した。
                                            
                    
                        
                    
                                                                
                    
                 
             
            
            
            
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