2024.11.25

CARS

アウディRS3、VWゴルフRと頂点を争うホットハッチ、メルセデスAMG A45が終焉を迎える

Cセグメントのメルセデス・ベンツAクラスには、ホットバージョンである「メルセデスAMG A45 S 4マチック+」が設定されている。先代にも「A45」が設定され、スポーツカー顔負けの動力性能を享受できるのがAクラスの最上級モデルとなっている。

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300+1台の限定販売

車名のとおり、メルセデスAMG A 45の最後の限定車となる「ファイナル・エディション」(Final Edition)の注文受付が開始された。300台限定のほかに、1台を中古車として販売する予定になっている。



特別な3色を設定

AMG A 45 S 4マチック+をベースに、Aクラス初採用のボディ・カラーで有償オプションの「AMG グリーンヘルマグノ」(マット)に加え、日本限定色となる有償オプションの「MANUFAKTUR マウンテングレーマグノ」(マット)、「ポーラーホワイト」(ソリッド)が設定されている。

ボンネットには、AMGのエンブレムが、ドア・パネルには「45 S」のデカールが施され、「A 45 S 4MATIC+」の集大成であることをアピール。また、専用の鍛造19インチAMG アルミホイールを含むエクステリア全体にイエロー&ブラックのアクセントが加わり、AMGの力強さが表現されている。さらに、固定式リア・ウィングをはじめとするエアロパーツによって、高速走行時の走りも磨きあげられている。



特別感を醸し出すインテリア

インテリアには、ファイナル・エディション専用の「AMGアルミニウム・インテリア・トリム」や「イエロー・イルミネーテッド・ステップカバー」などの特別装備を用意。また、マルチコントロール・シートバックを備えた前席の「AMGパフォーマンス・シート」のヘッドレストにはイエローのアクセントで「45 S」と刻印されていて、特別感を醸し出している。

パワートレインは、ベース車と同じで、最高出力421ps/最大トルク500Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒ターボと「AMGスピードシフトDCT」(デュアルクラッチ式8段自動MT)の組み合わせ。ツインスクロール・ターボや可変バルブリフト・システムの「CAMTRONIC」(カムトロニック)が搭載されている。さらに、ターボとエグゾースト・マニホールドがエンジン後方に、インテーク・マニホールドなどの吸気系がエンジンの前方に配置されている。エンジンの搭載位置を下げることで、ハンドリングに貢献するだけでなく、空力にも寄与している。

価格は、1150万円となっている。



文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)

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