2024.12.30

CARS

清水草一の自動車10大ニュース まずは10~6位をまとめて発表 二刀流や来年登場予定のニューモデルがランクイン

注目の新型車の発表やEVを取り巻く環境の変化、型式認定の不正問題、そして日本の上位メーカーによる合併協議の開始など、2024年も様々な出来事が自動車業界では巻き起こりました。その中から、自動車ライターの清水草一氏が心に残ったできことを10つピックアップし、ランキング形式でお伝えします。まずは10位から6位までをまとめて発表です。

クルマ好きの視点から選びました

私はアナリストでもジャーナリストでも評論家でもなんでもなく、ただのクルマ好き。ただのクルマ好きの視点に、多少世間的な波を織り込んで、2024年の自動車関連10大ニュースをお送りします。
では、第10位から!



第10位 光りモノ革命近し

メルセデスは新型Eクラスにて、「アンビエントライトをオーディオに同調」という新機軸を打ち出した。メルセデスは以前からアンビエントライトに大変力を入れており、64色可変LEDインテリア照明システムとして展開していたが、それがオーディオと同調して明滅するようになったのだ。実際に体験すると、それは凄まじい陶酔の世界! 「どうせ中国市場向けだろ」と蔑視されている気がするが、一度知ったらやめられない! これは光モノ革命だ!

BMWは、7シリーズやXMに続いて、X2やX3といったベーシックなモデルでも、キドニーグリルをデイライトで光らせ始めた。夜でも先行車に「BMW様のお通りだ」と認識させようというのである。これも非常に魅力的。光モノが世界を席巻する日は近い!



第9位 ジャガーが新ロゴマークを発表

ピンク地に丸文字風の新しいロゴが、世界中でウルトラ大不評! コンセプト・モデルの「タイプ00」もスーパー大不評! でも注目度は抜群! 突き抜けた者だけが勝利を得る世の中なのだ! EV専門メーカーになるそうなので、対岸の火事として見守りたいと思います。



第8位 大手5社で型式認証不正が発覚

ユーザーにはほとんど無関係な問題だったが、大メディアは連日大スキャンダル的に報道した。故障しなけりゃそれでいいじゃん! 国交省もメディアも、日本車をどうしたいわけ!?



第7位 ホンダがプレリュード復活を発表

本気か!? とずっと思ってたけど、本当の本気だったんだね。

中高年世代にとっては、プレリュードと言えばデートカーの本丸。それを現代のデートカーとして復活させるなんて、狂ったかホンダ! と思いつつニヤケてしまう。新型プレリュード、日本じゃ誰が乗るんだろ。まったく想像がつかん。還暦世代にとっては、パンタロンみたいなものなので。デートカーはいいからタイプRを出してくれ! そうすりゃマニアが飛びつくぜ!



第6位 新世代の二刀流タイヤが発売

以前はスタッドレス・タイヤを通年履きっぱなし、現在はオールシーズン・タイヤを愛用している私にとって、ダンロップ・シンクロウェザーの発売は「ついに来たか!」だった。オールシーズン・タイヤは、太平洋側のたまの積雪対策としては有効だけど、アイスバーンは難しい。シンクロウェザーなら無敵なはず! こんなタイヤを待っていた! またお高いので購入は躊躇しますが、次はコレで無敵のカーライフを構築する予定(予定は未定)! 二刀流タイヤで雪見温泉にGO!



文=清水草一

(ENGINE WEBオリジナル)

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