2025.01.21

CARS

初代2スト・ジムニーをアメリカン・ローライダー仕様に、NATSの学生がカスタマイズ

東京オートサロンの常連であるNATSこと日本自動車大学校のブースに展示されていた派手な色のジムニー。たぶん知らない人も多いだろうが。このジムニーは初代モデルである。初代ジムニーは360ccの2サイクル・エンジンを搭載していた。そう、かつてはクルマも2サイクルだった時代があるのだ。

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1974年型の2スト水冷ジムニー

車名は「NATS SAMURAI」。SAMURAIはかつて、アメリカ仕様のジムニー・シエラで使われていたネーミングだ。1970年に登場したジムニーは1972年にマイナーチェンジを受けて2型のLJ20へと移行する。本モデルのベース車は1974年型のLJ20で、エンジンが空冷から水冷となったのが最大の特徴だ。



ハイドロ・サスを装着

NATS SAMURAIのエクステリアはゴールドを基調としたハデなカラーリングにメッキバンパー、T'sのワイヤー・ホイールにシュアトラックのホワイトリボン・タイヤが組み合わされている。

リア・シートは取り除かれ、その部分にスキッパーのハイドロ・サスペンション・システムを搭載。タンクはシームレス・タイプでこれもまたゴールドに塗装。奥に見えるデファレンシャル・ケースを吊っているワッツリンクもメッキ仕様だ。



チョッパー風カスタム・バイク

「NATS SAMURAI」にはトーイングヒッチが取り付けられ、同じデザイン・コンセプトで作られたトレーラーを引いていた。話を聞いたところ、2サイクルのノーマル・エンジンなので実際にトレーラーを引くのは難しいとのこと。

トレーラーにはスズキ・バーディー(いわゆるホンダ・スーパーカブ・タイプのビジネス・バイク)ベースのチョッパー風カスタム・バイクが載せられていたが、こちらは4サイクル・エンジン・モデルであった。



文、写真=諸星陽一

(ENGINE WEBオリジナル)

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