2025.01.26

CARS

究極のシビック・タイプRを目指した無限のグループB 100万円超の高額なパーツを惜しみなく投入

シビック・タイプRに新しく追加された「レーシングブラックパケージ」とともに、東京オートサロン2025のホンダ・ブースでは、アグレッシブなエクステリアのシビック・タイプRが展示されていた。ホンダ車でのレース活動やチューニング&ドレスアップでお馴染みの無限が手がけるグループBのプリプロダクション・モデルだ。

1年掛けてさらに熟成

無限はすでに、「グループA」と銘打ったエアロ・キットを販売している。「グループB」は究極のタイプRを目指した仕様だ。2024年のオートサロンにも出展されていたが、今回は1年をかけてさらに開発を進めたという市販状態に近い仕様として再登場した。



フロントまわりが進化

デザインで新しくなったのはフロントまわりだ。ボンネットには2分割センター・ダクトと左右のルーバー付きダクトが装着され、フロント・フェンダーのホイールハウス上にはルーバーが設置された。バンパーのロワ・グリルには奥まった位置にメッシュがはめ込まれ、その両脇にはフロント・スポイラーから伸びたステー状の造形が見られる。

サイド・スカートはグループAより拡大され、リアにはフィンを大型化したディフューザーを装着。ウイングの形状はグループAに近い。リア・ウイングはほかのエアロパーツともどもカーボン素材を採用している。ダウンフォースは純正比で約3倍、さらにチタン素材も用いることで大幅な軽量化を図った。チタン製エグゾーストや高性能ブレーキ、カーボンのエンジン・カバーとチャンバー・カバーなども用意されている。



5月以降に販売開始予定

予定価格は、フロントとサイドのスポイラーやボンネットは各165万円、ディフューザーとブレーキ・システムは各110万円、リア・ウイングは132万円など、素材に見合ったものだが、かなり高額な設定だ。5月以降の順次発売を予定しているという。



文=関 耕一郎 写真=宮門秀行

(ENGINE WEBオリジナル)

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