2025.05.20

CARS

「操舵に対して鬼神のごとく反応!」 自動車評論家の大谷達也、武田公実、桐畑恒治はいったいどんなスポーツカーに試乗したのか?

大谷達也さん、武田公実さん、桐畑恒治さんが試乗したのはイギリスのあのスーパースポーツカーだ!

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今年もやりました2025年版「エンジン・ガイシャ大試乗会」。上半期注目の総勢33台の輸入車にモータージャーナリスト33人が試乗!

マクラーレン750Sスパイダーには、大谷達也さん、武田公実さん、桐畑恒治さん、吉田由美さん、大井貴之さんの5人が乗った。今回は大谷さん、武田さん、桐畑さんの「ここがスゴイ」リポートをお届けする。

「細大漏らさず知ることができる」大谷達也

マクラーレンが誇るスーパーカー・シリーズのなかでも特に重要なモデルが750S。

クーペとスパイダーの2モデルが同時に発表されたのはマクラーレンとしては初のこと。

いまから15年前にデビューした初作12Cの血筋をダイレクトに受け継いでいるだけに、数あるスーパー・スポーツカーのなかでもとりわけ高い評価を受ける快適性、レスポンスに優れるだけでなくスタビリティの面でも傑出したハンドリング、そしてミドシップでありながら斜め後方も視認できる視界のよさなどを最高レベルで実現している。

ただし、今回試乗して改めて印象に残ったのが、適度の洗練さと強烈なビビッド感を両立させたドライビング・フィールにあった。

まずは運転席に腰掛けてステアリングを握れば、クルマで起きていることすべてを細大漏らさず知ることができる。そう言い切っても大げさではないくらい、様々なインフォメーションがドライバーにもたらされるのである。

しかも、不快なノイズやバイブレーションはすべてシャットアウトされているのだから大したもの。これこそ、マクラーレンが真のドライバーズ・カーと呼ばれる所以だろう。

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