2025.05.18

CARS

「乗り心地はロマンスの神さま」と今尾直樹(モータージャーナリスト)がうっとりした意外なクルマとは? 上半期注目の5台の輸入車にイッキ乗り!

今尾直樹さんが乗ったのは、アルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ、フォルクスワーゲン・ティグアン、ポルシェ911カレラ、ロータス・エメヤR、レンジローバー・スポーツの5台

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今年も乗りまくりました2025年版「エンジン・ガイシャ大試乗会」。各メーカーがこの上半期にイチオシする総勢33台の輸入車に33人のモータージャーナリストが試乗! 

今尾直樹さんが乗ったのは、アルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ、フォルクスワーゲン・ティグアン、ポルシェ911カレラ、ロータス・エメヤR、レンジローバー・スポーツの5台だ!

アルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ「今だからこそ」

エンジンである、なんたってスゴイのは。

ヘビの紋章とか四つ葉のクローバーとか、内外の仕立てももちろんスゴイ。だけど、ステアリング・ホイールの中央パッド部分の7時の位置にある、小さな赤いボタンを押し、グオンッと2.9リットル V6ツインターボを目覚めさせたところからドラマの幕が開く。

アルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ

ステアリングを切って軽くアクセルを踏めば、リアの機械式LSDがガガガッと作動し、足元にしがみつくジュリエットを振り切るロメオの心境はかくやであるか、と思わせる。

おいらは行くよ。スロットルを深々と踏み込めば、V6がスウィートなサウンドと回転フィールとともに大トルクを生み、リアの極太タイヤをアスファルトに向かって猛らせる。

イヤァオ! 乗り心地はロマンスの神さま。うっとり。助手席の、AMG GT 53 4マチック乗りのゲストの方も「乗ってみないと、わからないものですねぇ」と感心。そう。シャシーもスゴイ! いまだからこそ体験しておきたい1台。

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