2025.04.08

CARS

キャンピングカー御用達モデル、フィアット・デュカトが燃費と安全性を高めるマイナーチェンジを実施

フィアットの商用ブランドであるフィアット・プロフェッショナルの商用バン、「デュカト」がマイナーチェンジを実施した。パワートレインとADAS(運転支援装置)を強化するとともに、デザインやロゴを変更した。

エンジンとトランスミッションで燃費を向上

エンジンは従来型と同じ2.2リッター直4ディーゼルだが、新設計のターボチャージャーを採用することで燃費を改善。二酸化炭素の排出量を従来比で8%削減した。トランスミッションは8段ATで、従来の9段ATよりシフトチェンジのフィーリングや反応速度を高めるだけでなく、二酸化炭素の排出量の10%削減にも貢献する。



フロント・マスクを刷新

エクステリアは、フロント・バンパーやフロント・グリル、ドア・ミラーのデザインを変更し、空力向上を向上。また、フロント・グリルはボディ同色タイプとなり、中央にはフィアット・プロフェッショナルの新たなブランド・ロゴを掲げる。

インテリアもステアリング・ホイールのロゴを刷新。装備面ではADASの機能を拡充し、前後バンパーとサイド・モールディングに配置する360度センサーを追加。障害物や狭いスペースを音声と光で通知するとともに、メーターパネルの画面に障害物との距離を表示する。



ボディ・サイズ違いで3タイプ

ラインナップはボディ・サイズの違いにより3種類を設定。「L2H2」と呼ばれるスタンダード・モデルは全長×全幅×全高=5410×2100×2525mm、ロング・ボディの「L3H2」は5995×2100×2525mm、最も大柄なロング・ハイルーフ・モデルの「L3H3」は5995×2100×2765mmというサイズを有する。ボディ・カラーは標準色のデュカトホワイトのほか、5色の有償色から選択できる。

価格は、L2H2が580万円、L3H2が597.5万円、L3H3が615万円となっている。

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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