2025.06.04

CARS

値上がりしても納得できる理由とは? 国沢光宏(自動車評論家)が新型スバル・フォレスターのプロトタイプに試乗!

見た目も中身もワンランク上になった新型フォレスター。

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6代目に進化したスバルのCセグメントSUV、フォレスター。クローズド・コースながら、そのプロトタイプに試乗することができた。見た目がちょっと立派になった新型の出来栄えはどうだったか? モータージャーナリストの国沢光宏がリポートする。

スバルらしさのキモとは?

これからの10年間、世界規模で主軸になるのはハイブリッドとPHEVだと思う。2030年にエンジン車の販売停止を宣言していたイギリスすら「ハイブリッド車なら2035年まで売って良い!」と方針変換した。もちろんアメリカ市場でもハイブリッド車を持っていなければ厳しい。出遅れていたスバルながら、新開発となるフル・ハイブリッド車の上市を開始。滑り込みセーフになった。



ハイブリッドのシステムは基本的にトヨタのTHSIIになる。ただ縦置きエンジンのため、モーターなどトヨタと同じ部品を使いながら、駆動系は制御を含め新設計した。加えてスバルらしく、後輪の駆動をモーターでなく、ドライブシャフトを使っている。「総合性能を考えるとダイレクト駆動がスバルらしさに繋がります」とのこと。先行発売されているクロストレックに乗ると、直進安定性などで「なるほど!」と思う。

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