2025.04.28

CARS

ゴードン・マーレーが手がけたT.33スパイダー、手付け金はあのスーパーカーが楽勝で買える! ぐらい

好きものにとって目が離せない、ゴードン・マーレーの手がけるスーパーカー。もし買えるのなら、はたしてどんなふうにオーダーをするのか。T33.スパイダーの未来のオーナーに同行してみた。

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2024年秋のこと。友人Aさんの所有するカウンタックLP400のレストアが完成したというので、お披露目のパーティが都内で行われた。

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近代スーパーカーはデカイ?


その“小ささ”に惚れ惚れしていると、招かれていた別の友人Bさんが「やっぱりこのサイズ感がいいよね。今じゃもう無理だけど」というので「ゴードンのT.50やT.33なら、このサイズですよ」と返すと、「それは欲しいね!」と言い出した。



ゴードンとはもちろん、あのゴードン・マーレー。彼の会社はGMA(ゴードン・マーレー・オートモーティヴ)という。



その日の話はそれで終わったけれど(よくあることだ)、数日後、「T.33がどうしても欲しい」とBさんから改めて連絡があった。急ぎ関係者に当たってみれば、T.33スパイダーであれば数台、枠があるという。フェラーリF80やマクラーレンW1が発表されたタイミングで、その大きさに辟易した人がゴードンのマシンに殺到していた頃だったから、ことは急を要す。すぐに手付け(レヴエルトが楽勝で買える?)を振り込んでもらい、なんとかオーダーの最終列に滑り込ませてもらうことに成功した。

そしてこの春、晴れてコンフィグレーションの順番が来たというので、一緒にGMAまで遠征することに。ちょうどイギリスで開催される催し、グッドウッド・メンバーズ・ミーティングの時期で、GMAはいつもブースを出して新型車を走らせる。訪問には最適のタイミング!

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