2023.04.23

CARS

ゴードン・マレー・オートモーティブT.33スパイダー登場 フェラーリ、ランボルギーニを超える存在

ゴードン・マレー・オートモーティブ(GMA)は2022年1月に発表したミドシップのスーパースポーツカー「T.33」のオープン仕様、「T.33スパイダー」を発表した。

GMAの第2弾となるT.33のオープン仕様

GMAはF1のデザイナーとして名を馳せたゴードン・マレー氏が立ち上げた自動車メーカーで、T.33はT.50に続く第2弾となるV12ミドシップ・スポーツだ。



脱着式ハードトップを採用

T.33スパイダーのルーフは2分割構造の脱着式パネルで、フロントのラゲッジ・スペースに収納することができる。キャビン後方のリア・ウインドウは開閉式。リアはトンネルバック・スタイルに変更され、ロールバーの中央にはエンジン・ルームへと伸びるラムエア・インテークを備える。

クーペ同様、リア・エンドに境界層制御技術を盛り込み、エア・ブレーキとしても機能するアクティブ・スポイラーを装備。空力付加物に極力頼らずに高い空力性能を実現している。リア・フェンダー上部が後ろヒンジで開き、その下には左右それぞれ90リッターの収納スペースが出現。フロント・トランクと合わせて295リッターの積載容量を有する。



クーペの18km増に抑える

上方へ開くディヘドラル・ドアの下に隠れたスイッチを押すと、リア・フェンダー上部が後ろヒンジで開き、その下には左右それぞれ90リッターの収納スペースが出現。フロント・トランクと合わせて295リッターの積載容量を有する。このあたりの機能はクーペと同様だ。

ボディ・サイズは、全長×全幅×全高=4398×1850×1135mm、ホイールベース=2735mmはクーペと変わらず。カーボン・モノコックもクーペと共通で、乾燥重量は1108kg。クーペと比べると18kgの増加に留まっている。当初からオープン・コクピットを想定することで重量増加を回避できたという。



シンプルなインテリア

インテリアはシンプルでドライバーの前には中央に120mm径のアナログ回転計、左右にインフォテインメントと空調用のディスプレイ、その外側にダイヤル式スイッチを配置。方向指示器の操作スイッチはカーボンファイバー製のステアリング・ホイールに組み込んだ。クーペとは異なるボディ同色のトリムを採用することで、室内外の一体感を高め、オープン時のさらなる開放感を演出している。



617psのV12自然吸気ユニット

エンジンもクーペと同じコスワースと共同開発した「GMA.2」と呼ばれる3994ccの65度V12で、48Vのスターター・ジェネレーターを組み合わせる。最高出力はクーペの2psアップとなる617ps/10250rpm、最大トルクは451Nmのままだが発生回転数が9000rpmから6750rpmへ引き下げられた。エンジン最高回転数は11100rpm。、馬力荷重比はクーペの564ps/tに対してスパイダーは557ps/t。トルクは2500rpmで最大値の75%、4500〜10500rpmで90%を発生する。

変速機は英国の名門サプライヤー、エクストラック製の多板クラッチ式横置き6段MTで、機械式LSDが組み合わされる。サスペンションはクーペ同様、前後ダブルウィッシュボーン式で、コイルオーバーの高圧モノチューブ・ダンパーを装着する。

GMAは年内に新たな生産拠点への移転を予定しており、T.33はその新工場で製造される。クーペ同様、100台限定。価格は明らかになっていないが、クーペの137万ポンド(約2億2800万円)より50万ポンド(約8300万円)ほど高くなると見られている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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