2025.07.04

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この夏に着けたいデイリーウォッチ! ブランパン × スウォッチ バイオセラミック スキューバフィフティ ファゾムス コレクションGREEN ABYSS

春の時計見本市や新製品発表も一段落。新作が続々と店頭に並び始めた。ダイバーシティー=多様性の時代。より柔軟・自由な”新基準=ニュースタンダード”によって、今の自分にふさわしい一本を選びたい。8名のENGINE時計委員の目利きを参考に、この夏、一生つきあえる腕時計をセレクト!

ブランパン × スウォッチ バイオセラミック スキューバフィフティ ファゾムス コレクションGREEN ABYSS

2023年、5つの大洋をテーマにした5モデルからスタートした、ブランパンとスウォッチとのコラボによる「フィフティ ファゾムス」は発表と同時に人気の的に。

原料の3分の2はセラミック、3分の1はヒマシ油という特許取得の素材「バイオセラミック」を用い、画期的なムーブメント「SISTEM 51」を搭載する同シリーズ最新作は、手つかずの深海の神秘をイメージさせる「GREEN ABYSS」。

ダークグリーンの色合いのブラックダイアルには、かつての軍用モデルに使われた水の存在を検知する本物の液体接触インジケーターを装備し、フィフティ ファゾムスの本格マニアを楽しませる。

自動巻き。90時間パワーリザーブ。ケース直径42.3mm、50ファゾム(91m防水)。6万500円。



今夏のデイリーウォッチ最右翼 細田雄人

ダイバーズウォッチというのは、水と磁気に強いのは当然として、高い視認性と堅牢性も兼ね備えている。つまりデイリーウォッチとしても一見、優秀に見える。ただし、そのスーパースペックを実現すべくケースが大きかったり、重かったり、高価だったりと、気軽さの点で難のあるモデルも多いものだ。

ところが初代「フィフティ ファゾムス」をオマージュしたこのスウォッチならば、ケースサイズがほどほどなうえに、軽いし、必要十分な防水性能と耐磁性能も持っていて、なによりカッコイイ。加えてカーキ調のダークグリーンが、オリジナルの持つミリタリー的キャラクターをうまく表現していて相性抜群だ。

個人的にこの夏のデイリーウォッチ最右翼な1本である。

通年で使い倒したい! 本間恵子

「ピンク オーシャン」や「ブルー ラグーン」など、鮮やかなカラーリングに続いて登場したのは「グリーン アビス(GREEN ABYSS)」。

ディープグリーンにサンドベージュとブラックを効果的にあしらった、ちょっと渋めの顔立ちだ。ダイバーズウォッチとして優れているのは、防水性能の劣化などで時計内部に浸水したときに知らせてくれる、6時位置に配された液体接触インジケーター。

ダイバーでなくても、こんな機能は本格的で何だかワクワクさせられる。ケースの背面にプリントされているのはビビッドなウミウシ。「フィフティ ファゾムス」の剛健さにカラーという遊び心を加えた本作は、ひと夏の思い出にとどめることなく、通年で使い倒したい。

写真=岡村昌宏

問い合わせ=スウォッチ グループ ジャパン Tel.0570-004-007

(ENGINE2025年8月号)


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